働き方

40代以上の働く理由の約7割が○○のため

投稿日:2015年6月8日 / by

不惑のデザイナーWは最近、仕事について考えることが多くなった。このままデザイナーでいくのか、別の職業へチャレンジするのか…。サラリーマンデザイナーでは、給与アップは期待できず、この先、3人の子どもを養っていくのに不安があるからだ。<40を過ぎて惑わず>といわれるが、皮肉にもこの年で初めて仕事への思いが迷宮に入り込んでしまった…。

人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン(株)(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営する日本最大級の総合求人・転職支援サービス『エン転職』(http://employment.en-japan.com/ )上で、現在就業中のユーザー4,551名に「仕事」について調査している。その結果は、なかなか興味深いものとなっている。

働く理由は。(エン・ジャパン調べ)

働く理由は。(エン・ジャパン調べ)

今の仕事を決めた理由について、20代・30代では「やってみたいこと」、40代以上は「できること」を重視している。また、次の仕事を選ぶ際に重視することでは、20代は給与や休日などの条件や働く環境。40代以上は経験を活かせるかどうかを重視する結果となっている。そして、働く理由については、一位が「収入」。その目的として、20代は「自立するため」。30代以上は「家族を支えるため」となっている。

単純に年齢別の比較はできないが、40代のWにとって、いまの働く目的はまさに「家族を支えるため」。20代に持っていた「やってみたいこと」から決めたことや「自立するため」という熱い思いはいま、完全に消え失せている。その辺りは自分の中で割り切れているハズだが、まだ30年近くある会社員人生を考えると、いまの思いのままでモチベーションが続くのか不安がある。Wにとって「不惑の40」へ至るには、しばらく葛藤が続きそうだ…。

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