働き方

神の領域の働き方

投稿日:2013年8月22日 / by 瓦版編集部

おっちょこちょい伝衛門 やりました!。ヤンキースのイチローがブルージェイズ戦(8月21日=現地時間)ついに4000本安打を達成しやした。イヤ~しびれやした。

お毒 ついにやったのね。アタシは昨年20年でボトル400本キープを達成したけど、誰も祝福してくれなかったわ。比べ物にならないわね。

伝衛門 失礼も甚だしいですぜ。夏ボケもほどほどにして欲しいでやんす。日米で足かけ、21年で達成した球史に燦然と輝く大偉業でやんす。アッシも草野球やってますが、ヒット1本打つのがどれだけ大変か。それをプロで4000本ですぜ、ホントに信じられネェでやんす。

お毒 よく分かんないけど、4000本はすごいはね。アタシのボトルキープなら200年かかる計算だもの。死んじゃってるわよ。すごいわねぇ。

猫田先生 なにがすごいかって、20年以上変わらず打ち続けるという“仕事人”としての姿勢だよ。テレビで決定的瞬間を目撃したが、いつもと何も変わらず難なくヒットを打ってたよ。毎日毎打席、最高の準備をして最高の状態で打席に立つ。それが積み重なって大偉業になったわけだけど、相手があるものだから研究だってされるし、本人の体調が悪いことだってある。ケガをすることだってあるよな。でも彼は、20年以上常に最高の状態で打席に立ち続け、そして打ち続けた。言葉でいえば「ルーティーン」だが、常に最高の仕事し続けるパフォーマンスは、もはや無形文化財級だな。会社でいや上司の鬼指令や同僚の妨害にも心を乱すことなく、最高の仕事をし続けてるってこと。働き方としては、神の域といっていいだろうな。

毒舌家

お毒 確かにそういう見方でいえばすごいわね。日本じゃ若者が大した理由でもなく、3年で仕事を辞めるなんて言われてる中、同じ仕事で20年最高レベルをキープし続けるなんてね。もちろん好きなことだからこそ、ではあるんだけど。なにか極意みたいなものはないのかしらね。

伝衛門 好きなのはもちろんなんすけど、そんな次元は越えてるでやんしょ。コンディションのキープ、用具の管理、打席に向かうまでの動き、全てが常に精密に完璧に行われるんでやんス。手抜きがどこにも見当たらない。最近は、坊主頭なんすけど、まるで“修行僧”でやんすよ。

物知り

猫田先生 確かに修行僧というイメージがしっくりくるよな。でも、実は周りが思うほど、本人にとってはそれほどはストイックではないのかもしれねぇけどな。そこが彼のスーパーなところなんだろな。プロ入り直後には独特の振り子打法の改良指示も出たそうだが、そうした中でも自分の意志を貫いて続けて今があるんだから、てぇしたもんだよ。ぶれない信念。いまの日本人にもっとも必要な要素だな。

伝衛門 アッシはブレブレ、心が振り子状態でやんすからね。耳が痛いっす…。

お毒 それで記録はどこまでいくのかしらね。次は5000本かしら。もうすぐ40歳なんでしょ。野球選手の寿命は少しは伸びてるんだろうから、50まで頑張って、狙ってほしいわね。その前にまずは2位の人を抜いて、そして1位の人を抜いて欲しいわね。アタシもこれから少し、イチローをウォッチするわ、フフフッ。

伝衛門 いまさらでやんすか…。ちなみに2位はタイ・カップの4191本、1位はピート・ローズの4256本でやんす。これくらいは覚えておいてくださいよ。

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