企業風土

会議を会議室でやるのは非効率?

投稿日:2016年4月7日 / by

お毒 春爛漫ね。なんだか今年は少し天候不順な気はするけど…。この時期だけは、オフィスにこもって会議なんてしないで、どんどん外に出て、アウトドア会議にした方がいい案が出るんじゃないかしらね。
毒舌家
猫田先生 会社のタスクで会議ほど無駄なものはないからな。だったら外でやって、普段猫を被っている社員が弾けるんならその方がいいかもな。

お毒 うちの店ですごい面白いキャラのおっさんがいるだけどね。会社じゃ、無口なんだって。これって、かなり爪を隠してると思うのよね。会社で能力を発揮しないなら、何のための会社なのかしらって思ってね。

編集部ニシ 金融領域のネット化を手がける(株)ZUUは、普段超ハードに仕事をしているのですが、メリハリの意味もあって、いつもと違う環境で働く機会を設けています。どこでも仕事をしていい「ノマドデー」、野外でミーティングを行う「アウトサイドMTGデー」などです。こうしたことによって、心身をリフレッシュするだけでなく、新たな刺激を受け、最高のパフォーマンスを発揮し続けられるようです。

へん0

お毒 いい仕組みね。仕事は会社で、会議は会議室で、ってなると、なんだか閉鎖的になっちゃうものね。仕事がルーティン化しちゃうというかね。気分転換は絶対必要よ。

猫田先生 リクルートキャリアのサンカクはヨソの会社の会議に参画することをサポートするだろ。それはそれで新鮮で刺激的だよな。

編集部ニシ スリーエムジャパン(株)が会議について調査を実施しています。それによると、いつもと違う環境で会議を行うことにメリットを感じている人が45.6%。そのメリットについては「会議が活性化できる」と回答しています。やはり、会議室というと、堅苦しい雰囲気で、発言もしにくいようです。では実際に会議室以外でどこで、会議をしているかというと84%が共有スペース。23%が自席、18%が近くのカフェでした。このことから言えるのは、会議のための会議は無駄ということでしょうね。つまり、ちょっとした確認事項や打ち合わせなら思いったったらその時で、わざわざ会議室を使うまでもないということでしょう。

猫田先生 まぁ、週1回の定例会議があるからと、普段気軽に話せば済むことをわざわざ会議まで話さないような人もいるようだからな。完全に時間の無駄だよな。機会損失リスクも大だよ。

編集部ニシ 最近はチャットを活用して、日常的に業務関連のコミュニケーションをとる企業も多いですし、もはや、会議の必要性は減ってきているんじゃないでしょうかね。

猫田先生 報告レベルのために会議室を抑えるのは、時間と空間の無駄だな。議論するにも、社内メンバーであれこれやりあったところで革新的な発想には辿り着きづらいだろうしな。
nekodaBup

編集部ニシ これからの働き方で大幅に減少する3大行為は、通勤、会議、ルーティンワークになっていくでしょうね。そうなれば、会社ではよりクリエイティブなことに使う時間が増えるということになります。

お毒 接待もなくなるのかしらね。ノミニケ―ションは、なんだかんだ重要だとは思うんだけどね。

猫田先生 それをいったらすでに定年や年功序列だって事実上なくなってんだから、もう、なくなるものなんていくらでもあるんじゃねぇか。これから先。

編集部ニシ テクノロジーの進化でなくなる職業もたくさんありますし、正社員だってどんどん減っていますからね。ポイントは、いかに人間が、その能力を最大限に活かせるか、ってことでしょうね。そこを起点に、なくなるものはなくなるし、一方で新たに誕生するものもあるってことでしょうね。

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