企業風土

労働時間と業績は比例、反比例?

投稿日:2016年5月12日 / by 瓦版編集部

お毒 今日は1時間で終わりましょう。いつもの3分の一。前から思ってたんだけど、このコーナーに割く時間長すぎるのよ。
毒舌家
猫田先生 オメェが男の話とか仕事の愚痴とか余計なことばっかりしゃべてるからだろうよ。よく言うぜ、まったく。

お毒 ハイハイ。では本題。司会者、お願いします。

編集部ニシ 相変わらず勝手な人ですね。でも、時短は大いに歓迎。無駄なく、効率的にいきましょう。せっかくだからテーマは時短で。味の素が7時間労働にシフトするそうです。前にベアに代わって労働時間の短縮を発表してましたが、それをさらに進化させた形で、女性や外国人が働きやすくする体制を整えることが目的のようです。

へん0

お毒 ママの時短労働と違って、会社の基準を7時間労働にするんだから、実現するとすごい生産性の向上になるわね。大丈夫なのかしら。

編集部ニシ 欧米ではでは定時退社が当たり前ですから、そうしたグローバルな基準に合わせるってことですね。味の素はグローバル企業ですから。

猫田先生 同社の社長は、“多様な人材、有能な人材が活躍できる、効率のいい働き方ができる環境整備が必要”、と実施の理由をあげてるみたいだな。長時間労働は、要するに24時間という1日を圧迫する悪でしかないということだ。逆に短時間で効率よく働ければ、1日における仕事以外の時間が増えて、いろんなことに時間に割け、人生が充実するワケだ。

編集部ニシ 全社員が7時間労働となれば、当然男性社員も7時間労働。実現できるなら、家庭のことにもしっかりと時間が割ける。そうなれば、家事分担も容易になり、女性も働き続けやすくなる。いつまでも進展しなかった真の男女平等へ前進する可能性はありますね。そのためには、他の企業も追随する動きをしないといけないですし、そもそも本当に短時間で結果が出せるのかを実証しなければいけませんね。

猫田先生 それはおそらく問題ないだろ。実際、残業ゼロにして業績が下がったという企業は聞いたことがない。むしろ上がってる事例がほとんどだ。6時間労働のスタートトゥデイなんかいい例だろ。これからはそれこそ、人工知能(AI)を有効活用して、ルーティンワークはロボットに任せてもいいだろうし、クラウドソーシングなんかを活用するなどで、社員は会社のコア業務に集中する様にすれば、短時間でも確実に回せるはずだぜ。
nekodaBup

お毒 AIが浸透する世の中は、人はほとんど働かなくてもやっていけるなんて声もあるけどね。それにもともと、学校で、50分でひとつの授業が終わる習慣が染みついてんだから、仕事も時間割をつくって、決まった時間にチャイムを鳴らすようにしたら、キチンと終われるんじゃないかしらね。

編集部ニシ それ、可能でしょう。ただ、仕事の場合の問題は、お客さんがいるってこと。「終業時間だからもう対応しません」じゃ、客が離れていっちゃいますよ。

猫田先生 だから欧州じゃ、客がいても、時間になったら店を閉めるっちゅうに。その辺の意識から変えんと難しいかもな…。

お毒 ハイ、終了。59分55秒。完璧ね。やればできるのよ。

 

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