企業風土

きょうから止めるべき無意味な残業2タイプ

投稿日:2015年4月7日 / by 瓦版編集部

リクルートワークス研究所が時短生活マニュアルを発表

ココから無料でDLできる→ http://www.works-i.com/pdf/150318_Jitan_05.pdf

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早く帰りたい。でもなぜか残業してしまう…。そんな“悲しき残業ワーカー”のための「時短生活開始マニュアル」がリクルートワークス研究所からこのほど発表された。2014年12月の人事向け、課長向けに続く時短シリーズ第三弾は、まさに早く帰りたいのに帰れないビジネスパーソン向けの脱残業マニュアル。新年度からノー残業にトライしようと誓った人もそうでない人にとっても参考になる手引書だ。

すぐに止めるべき2つの残業タイプ

まず、なぜ残業するのか。定時があるのにその範囲内でなぜ仕事終えられないのか。仕事が多すぎるのか、スキル不足なのか、それとも遅いのか…。同書では、その原因を5つのタイプに分類している。

「無計画残業」、「こだわり残業」、「ノウハウ不足残業」、「抱え込み残業」、「おつきあい残業」。どれも、なるほどとうなずけるものばかりだ。瓦版ではこの中で特に「無計画残業」、「おつきあい残業」を問題視。改善を勧める。なぜなら、この2つは、最も簡単に直せ、かつ、直すことで新たなフィールドがみえる可能性が大きいからだ。

同書では「無計画残業」タイプは、場当たり的に仕事をこなしいている。つまり、「上司から渡された仕事をとにかく打ち返す」スタイルの仕事の進め方をしていると指摘する。これでは確かに、いくら定時が決まっていても、来た仕事が優先されてしまうので、定時はあってないに等しい。同書ではその解決策として、重要な仕事がどれなのかを正しく理解し、その仕事でしっかり成果を上げること、としている。その通りだろう。さらに加えるなら、自分のキャパをしっかり把握しておくことも重要になる。

おつきあい残業」は、帰りたいのに帰れない人に最も多いパターンといえるだろう。なぜなら、このタイプは「自分の仕事は終わっているが、自分だけ帰るのは後ろめたい」、「残業した方がよさそう」とムードに流されているだけだからだ。これは解決策というよりも必要なのは強い意志。それだけだ。「早く帰ることが仕事ができる人」となるよう、自分がその流れをつくる。それくらいの気概が必要だ。付け加えるなら、「付き合わなくても何のマイナスもない」、という当たり前のことも改めて認識しておこう。

人生で時間ほど限られたリソースはないことを認識しよう

他の3つの残業タイプの優先度を下げたのは、いずれも「自業自得」だからだ。こだわっていい資料をつくって満足感があるなら、それでよし。抱え込んで大変でも自分にしかできないという自己満足感が満たされるのなら、それもいいだろう。ノウハウ不足で残業するのは、ノウハウを身につければいいだけの話だから、時間の問題。もしもダメなら才能がないのだから、職を変えた方がいい。そういうことだ。残業はしないに越したことはない。だが、することでその人の満足につながるなら、あえて残業をなくす必要もない。

ただし、時間ほど限られたリソースはない。そう考えたときに残業することにどれくらい価値があるのか、は真剣に考えておいた方がいい。労働時間は、1日24時間を「睡眠時間」、「自由時間」、そして「労働時間」の3つ均等に分け、8時間に設定されたという説がある。つまり、労働時間を長くすることは、自由時間、もしくは睡眠時間を削ることになる。当たり前だが、その認識が薄いと、無防備に労働時間を長くすることになる。最終的には個々の価値観の問題だが、人生を豊かにしたいと考えるなら、最低でも3つの均等時間は確保すべきだろう。

同書には簡単に取り組める時短生活のヒントがギッシリと詰め込まれている。新年度から心機一転、何かに取り組もうと考えているビジネスパーソンにとって、心地よい刺激になるので、是非一読してみてはいかがだろう。

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