企業風土

期待の社員がわずか1週間で退職

投稿日:2015年5月12日 / by 瓦版編集部

~仕事・働き方のエキスパートがズバリお応えします~

<質問>

「期待の社員が入社1週間で退社。なぜ?」

スキルに期待して採用した社員が、1週間で辞めると言い出しました。怒りというより、「なぜ」という思いが強いです。十分に話し合った末に入社に至ったからです。どう気持ちを整理すればいいのか分かりません。(41歳女性)
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【回答】

「いまはこういうことが一定の確率で発生する『時代』」

とても気の毒ではありますが、よくある話のようです。十分に話し合ったのにたった1週間で「退職」というと裏切られたような気持ちになりますよね。

ただ、十分に話し合ったとはいっても、やはり、ナーバスな部分は当然あるワケで、事前の話し合いの中で本当に全てをさらけ出していたかというと疑問ですよね。仮にこちらがそうでもアチラがそうかは分かりません。向こうにすれば、あえて悪い印象を与える必要はないわけですから。

うちでも頻繁にあります、こういうことは。向こうには悪意はなく、悩み抜いての結論でしょうしね。転職活動中で、うちで決まった直後に他社での採用が決まったってこともあるでしょう。周囲の経営者に聞いても、こういうことはけっこう発生しているようです。

自分の会社だけでなく、いまは良くも悪くも辞めやすい「時代」なんでしょう。ですから、こうしたことが一定の確率で発生すると思っておいたほうがいいかもしれません。もちろん、それでは経営的にリスクが大きいですから、防御策として採用活動は継続しておくのがベターでしょうね。

スッキリせず、モヤモヤするかもしれませんが、「こういうもの」と思って、すぐに切り替えられるメンタルもいまの「時代」、経営者として必要だと思います。下を向いている暇はありません。


kouno<回答者プロフィール> 河野理愛
1982年生まれ、徳島県出身、慶應義塾大学総合政策学部卒業。大学在学中の2001年にNPO法人を設立、代表として経営を行う。2005年にソニー株式会社入社。カメラ事業を中心に、経営戦略・商品企画に従事。2011年に株式会社ディー・エヌ・エー入社。ソーシャルゲームの海外展開を担当。2013年3月、コグニティ株式会社を設立。

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