働き方

実録!30代が転職成功するまでの道のり

転職の適齢期という言葉は既に崩壊し、今やいくつになっても新しいチャレンジをするため、転職を考える人も増えています。一人の人間が一つの会社にずっといるという時代は徐々に終わりを告げようとしているのです。

そこで実際に32歳で転職に踏み切り、見事に新しい職を見つけたMさんの事例を紹介いたします。

転職のきっかけ

転職のきっかけは、やはり待遇だったとMさんはいいます。WEB系の仕事を行っており、企画運営などを担当していたMさんですが、どうしても待遇面で折り合いが付かず、もっといい条件の仕事はないかと考えたのです。また、年齢も30歳を過ぎて、人生に焦りが出てきたとも話していました。

転職エージェントの利用

転職するにあたっては、エージェントを利用したとのことです。登録したのはゲームやアプリ開発系の会社に強いワークポートと、エージェントの王道であるリクナビエージェント、マイナビエージェントの3つに登録をしたとのこと。エージェントを3つも登録した理由については、どの会社がどんな案件を持っているのか知りたかったということに加えて、当時、友人紹介特典としてAmazonのギフト券が貰えるキャンペーンを行っているエージェントもあったため、それも目当てに登録したと語ってくれました。

エージェントを見比べてみて

エージェントを見比べての感想についてですが、同じ会社が同じ条件で登録されているものも確かにありましたが、それぞれのエージェントだけが持っている案件もあり、比較検討のために多数登録していてよかったということです。以下に詳しく載せますと。

リクルートエージェントについて、まず驚いたのはその案件数だったようです。こんなにも人材を求めている会社があるのか、と驚いたとMさんはいいました。やはりIT企業の求人が群を抜いて多かったようで、自分の能力についての需要は確実にあるということがわかったのが一番よかったとのこと。

ワークポートはゲーム系の案件に強く、ゲームやアプリ業界でどんな人材が求められており、どんな人材が好まれるのかだけではなく、どんな人ならこの業界でやっていけるのか、などという裏話も包み隠さず話してくれたのが好印象でした。

マイナビエージェントは、女性の転職に強い印象でしたが、男性の募集が少ないわけではなく、ジェンダーは関係なく案件が豊富でした。また、年代別の年収や業務内容に対しての年収平均などの情報を教えてくれたので、少し自信に繋がったということです。

転職エージェント登録からの流れ

転職エージェントではまずキャリアカウンセリングが行われます。キャリアカウンセリングでは今まで自分が行ってきた仕事内容や、持っているスキルなどについて事細かに話します。実績がわかる資料や見せられるWEBサイトなどがあれば、その場で見せることで、大体のレベルを把握してもらうのです。その内容をもって職務経歴書や履歴書の作成に入ります。

キャリアカウンセリングの際に何も見せられるものがないという人でも、エージェントはいろいろな角度からできることを探し、アピールポイントとして捉えてくれます。キャリアカウンセリングの最後には簡単なテストが行われるエージェントもあります。その後、自分に合った案件を紹介され、転職先の比較検討に入ります。
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エージェントからのキャリアカウンセリングは、一番最初が肝心です。条件に合った案件が数多くあるうちに、自分の能力に一番合った企業を選ぶためには、まず自分がどんな能力を持っているかをはっきりとさせるためのアピールが重要になるからです。エージェントへのアピールは、各企業へのアピールと同じかそれ以上の熱量をもって行いましょう。その熱量によって、エージェント側もやる気を出してくれます。

エージェントを利用することと通常の転職サイトを利用することとの違いは、自分で職種を探したり、条件を探したりする手間が一切かからず、条件をしっかりと伝えることで、エージェントがそれにあった案件を見つけてきてくれるというところです。
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転職に至るまでの流れ

もともといた会社も3社目だというMさんでしたが、仕事内容には特に不満はなかったので、同業種を探すことにしました。WEB系の企画や運用、ディレクション業務などについては、意外と募集されている件数が多く、どの会社で何ができるのかということについて、とても悩んだそうです。

闇雲にエントリーしても書類で落ちる

エージェントで取り扱っている案件は、年収について今までより良いものが揃っていました。それなりに有名な企業も非公開案件として募集を掛けていたため、Mさんはまず手始めに確固たる意思もなく、名前だけ有名な会社にとりあえずエントリーをしてみました。しかし、どの企業からも面接をしたいという連絡はなく、箸にも棒にも掛からぬ状態で、自分の能力について、そんなに需要がないのかと落胆することもあったようです。
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年齢で落とされることはない

エージェントからは落ちた理由についてフィードバックが返ってきます。そこで、32歳という年齢を理由に落とされたことはないとMさんは語ってくれました。どちらかというと、「即戦力」や「経験値」という部分を求めている会社が多く、年齢というよりは、「今まで何をしてきたか」という部分を見られたようです。

エージェントサービスは永遠にそのサービスを受けられるわけではありません。登録から転職先が決まるまでの時間制限は3ヶ月と決められているところもあるようで、短期決戦が重要になります。転職のキャリアエージェントからも、履歴書の書き方や職務経歴書におけるアピール方法など、いろいろ教えて貰えたようですが、なかなか転職先は決まらなかったようです。

自分が好きなことに挑戦

数ある企業の中から、Mさんが選んだのは自分の趣味と直結する会社でした。自分が培ってきた能力を活かせるという部分と、仕事に対するモチベーションを感じられるという部分の両方が叶えられる会社に転職することに成功したのです。

今回、見事転職にこぎつけたのは、リクルートエージェントから紹介を受けた企業でした。

その会社に転職することに決めたMさんは、翌週には退職届を会社に提出し、その1ヶ月半後、新しい会社での生活をスタートさせました。引継ぎも順調に済ませて、円満退社だったということでした。

退職理由として、会社には「やりたいことができた」と堂々と話せたので、スムーズに手続きが済んだようです。待遇に不満という本音の部分は特に伝えなかったとのこと。
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転職してわかったメリットとデメリット

転職することで、環境も仕事内容もガラッと変わったMさん。勝手が違うことに戸惑ったようでしたが、慣れるまでは3ヶ月も掛からなかったようです。その理由として彼のエクセルスキルなどが、新しい会社でも通用したということが挙げられます。

やはり自分ができることを、新しい会社で役に立てることができれば、それだけで評価にもつながりますし、モチベーションにもつながるようです。特に目に見える形で表現できるスキルは重宝されますし、人から頼られるようになると自分からも伸ばしていこうという想いが働くようです。

転職してよかったこと

まず、Mさんが不満に感じていた待遇の面が着実に改善されました。年収も380万から490万まで上がったとのことです。また業務の幅も広がり更なるスキルを手に入れることができたのも、彼の中でプラスになったことの一つです。

仕事についてのモチベーションが高くなったのも、良かったことの一つです。やはり、自分がやりたいこと、趣味としても使えることがそのまま仕事に繋がっているのが、彼にとっては一番良かったことのようです。新しい事業を考えるなどのミッションも与えられ責任もありますが、充実した環境で仕事ができているといえるでしょう。

転職して悪かったこと

仕事量が多くなったため、プライベートな時間が減ったと彼は言います。残業代を稼げるので、そこまで不満はないようですが、今までの会社ではあまり残業をしたことがなかったので、自分の時間が減ったことに対しては、多少不満は残ったようです。

しかし、仕事人として業務の幅を広げるためには、時間が掛かる時期があるのは当然なのかもしれません。今後、彼はどうやってプライベートの時間を確保していくのかに邁進していきたいと話しておりました。

30代での転職については、需要が高まってきています。経験値があり、即戦力となる人材を探している企業も多いので、Mさんのようにきちんとやるべきことを見つけられれば、転職成功への道は開けるようです。重要なのは、仕事に対する意識です。自分がやりたいことをしっかりと見付けて、仕事に対しての意識をしっかりと向けられるような仕事を見つけられるとよいでしょう。

30代だからといって転職できない世の中ではありません。この実例を見て、転職に悩んだときの選択肢の一つとして、エージェントの活用を考えてみてはいかがでしょう。

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