働き方

<働き方適性診断>
仕事を辞める、転職する。その前にまずチェック

自分の「立ち位置」を把握できて初めて進める天職への道

終身雇用制の崩壊と超高齢社会到来による環境変化により、新しい働き方へのシフトが急速に進んでいます。本当にそんなシフトが起こっているのか…。だからなんなんだ? 多くの人はまだ、そうした動きを、他人事のように捉えているかもしれません。大企業によるリストラは珍しくなくなりましたが、やはりまだ自分には関係のないこと、という冷めた感じではないでしょうか。一体いま、正社員の足元で何が起こっているのでしょうか…。「新しい働き方」の可能性を探る以前に、まずはアナタのいまの社会構造における立ち位置を診断してみましょう。

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▽チェックリスト

        • □会社のおかげで生活できている
        • 在宅勤務は性に合わない
        • 長く勤務していれば必ず報われる
        • 通勤時間は多少長くても我慢する
        • 出世のためならゴマすりは当然である
        • 酒席ではつい愚痴が口をついてしまう
        • 嫌な上司がいても仕方がない
        • 育児休暇/介護休暇を活用するのは躊躇する
        • 最近給料が上がらないがこのご時世では仕方がない
        • 会社のためなら家族奉仕の多少の犠牲も仕方がない
        • スマホはサイト閲覧が中心である

(1)イエスが10以上の人→重度の旧型会社員。安泰寿命2年

(2)イエスが8以上の人→中度の旧型会社員。安泰寿命3年

(3)イエスが5以上の人→軽度の旧型会社員。いますぐ考えをシフトせよ

(4)イエスが3以上の人→新しい働き方予備軍。必要準備期間1年。

(5)イエスが0~2までの人→すでに新しい働き方を見据えているor実践中。


【処方箋】

(1)のあなた

<思考停止のドップリ旧型末期会社員>

あれ?足が動かないよ

アナタは30年前から思考停止している旧型サラリーマン体質がどっぷりと染みついています。会社はアナタを守り、定年まで面倒を見て、歳をとればとるほど待遇を上げ、たっぷりと退職金をくれる。だから、会社のためならなんでもする――。最近ではそういう人は社畜といわれるそうです。いまや会社は、存続するのが精いっぱい。アナタのような社員は、すぐにでもリストラしたいと思っています。いい加減に目を覚まし、自分一人でも食っていけるスキルを磨いてください。ハッキリ言って道のりは険しいです。でも安泰寿命はわずか2年しかありません。


(2)のあなた

<安泰寿命3年の中度旧型会社員>

さて、今日はどこの電球を換えようかねぇ

アナタはほんの少しだけ、救いのある旧型サラリーマンといえるかもしれません。おそらく最も多くの人がこのタイプに当てはまるのではないでしょうか。会社に雇ってもらっているという恩義を感じながらも、どこかで少しは、疑問や辛さを感じている。でも、恩義の方が上回っているというところではないでしょうか。ですから、いま以上に、自社他社問わず会社を取り巻く環境に関する情報のアンテナを張り巡らせ、本当に会社に恩義を感じ、身を捧げるべきなのかをしっかりと見極めてください。同時に、自分磨きにももう少し時間を注いでみてください。


(3)のあなた

<無自覚型旧型会社員>

私こういう者です

アナタは、もしかしたら旧型社員といわれることに違和感を覚えるタイプかもしれません。でも分類するならば、残念ながら旧型社員です。旧型社員というのは、なんだかんだ言っても「会社は稼ぐところ」、という意識が強い人です。独立や企業という道があることはもちろん知っているものの、そんな危険な道へ進むなんて愚か、とさえ思っています。そうやって批評するのは大いに結構。でもやってみてから堂々いいましょう。なにより、いまは個人でも稼ぐ方法はいくらでもあるのですから。まずはこっそり副業にでもトライしてみてください。


(4) のあなた

<次世代ワーカー予備軍>

ヘイ!タクシー

アナタはすでに旧来の会社のあり方に大いなる疑問を感じている人ですね。もはや会社が定年まで面倒をみきれないことも見通しているし、いつクビになってもいいように自分で何とかやっていけるスキルを磨き始めていると思います。とはいえ、できればこのまま会社にぶら下がっていたいとも思っています。河の向こうに自由なフィールドが拡がっているのを見渡しながらも、出来れば氾濫している河は渡りたくないという心境でしょう。でもあなたの場合、心配は無用です。完全に河が決壊したらいつでもフィールドへ行く準備はできているのですから。


(5)のあなた

<立派な次世代ワーカー>

ここまで良くぞ成長した

アナタはすでに新しい働き方についていろいろと考えを巡らせ、自分はどの道へ進むかを検討している段階ですね。すでに試行錯誤しながらも実践している人もいるかもしれません。新しい働き方は、基本的にはベースを会社から自分にシフトする働き方です。必ずしもフリーランスであるわけではありませんが、時間や場所に縛られず、たとえ会社員であっても仕事は自分から生み出し、実質的には独立した状態で働くスタイルです。従って、何が起こっても不安を感じることなく、自信を持って仕事を、そして人生を歩んでいける人です。


【総括】
ranktどうですか。自分の立ち位置が分かりましたか。分かってもなお、「自分は関係ない」と思っている人ももちろんいるでしょう。ただ残念ながら、日本の企業を取り巻く環境は非常に険しいといわざるを得ません。

ひとつは超高齢化による市場の縮小。それに伴う労働力の減少。グローバル化による労働者の賃金低下。テクノロジーの進化による賃金低下もあります。国内市場が縮んで、海外から安価で高品質な労働力を手軽に使える状況。もうこうなると日本の企業は無理をして国内の労働者を使うことが馬鹿らしくなります。頑張ってリストラを回避したとしても、国内ワーカーの肩身は確実に狭くなるでしょう。定年もズルズル延長されるので、そんな状態で老体に鞭を打たねばならなくなるのです。

つまり、診断した立ち位置は、こうした危機的状況にある日本の雇用状況の崖への距離を示しています。(1)のタイプが最も危険ゾーンの近く。片足は海側へぶら下がっているかもしれません。ですから半歩でも前へ進み、崖っぷちから離れなければなりません。瓦版は、そうした人を一人でも多く、崖側から陸側へシフトできるようサポートしたいと考えています。

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