働き方

成功する人は辿る道

投稿日:2013年9月18日 / by
成功者の特長

成功する人は辿る道(平城氏撮影)

体調不良で寝込んだ時に決まってみる夢があります。
『高校時代のバレー部』での出来事です。

私は中学、高校とバレー部のキャプテンをやっていたのですが、高校時代に、自分の怪我が原因で、満足にプレーができなくなったのです。その結果、次第にメンバーは自分の言うことを聞かなくなっていきました。

高校時代は監督がいなかったので、私が統率していく必要があったのですが、選手としての力を発揮できなくなると、発言力も無くなっていく。選手として一番油がのっている2年生の夏に怪我をしたので、それから部活の最後となる3年生の夏の約1年間は、100%満足のいく体でプレーができませんでした。

結果的にはプレーに精彩を欠き、ベンチを温めることも増えていきました。試合中に、選手同士で罵り合う程の喧嘩になることもありました。メンバー達は、私の言うことを聞かなくなるだけでなく、陰口までも囁くようになっていきました。最後までキャプテンを続けることはできたのですが、途中で何度も辞めようかと考えました。

私はこのとき、『スポーツでは力が一番だ』と強く感じました。夢のなかでは、私が途中でキャプテンを辞めてしまうストーリーに変わっているので、よっぽど辛かったのだと思います。そんなこと、社会人になって遭遇する修羅場からすれば、大したことは無いのですが、当時の私にとっては大きな出来事でした。

成功する人の過去を追っていくと、『人間関係』か『お金関係』で苦労をしていることが多いです。

私の場合も、この高校時代の経験が、今の自分のハングリー精神や強さの根源の1つになっていると思います。人から避難されたり、いじめらたり、迫害されたりすると、『自分って人と違うんだな。じゃあ何なんだろう?』と考え始めます。そこから自然と、人と違う道を歩み始めます。結果的にそこから成功ストーリーが始まるのです。
<毎週水曜日更新>

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海外ノマドマスター・平城寿【プロフィール】平城 寿 Hirajo Hisashi
1976年宮崎県生まれ。九州大学工学部卒(1999年)。もともとITエンジニアで、2004年にSOHO事業者向けビジネスマッチングサイト「@SOHO」を1人で立ち上げ、4年で日本国内No.1の会員規模にまで育て上げる。その後インターネットの可能性に魅了され、自らネットを活用した「場所や時間にとらわれないワークスタイル」を実践。2011年より海外に拠点を移し、アジアを中心に毎月5都市以上を訪問。『海外ノマドスタイル』を確立して、その魅力を発信している。

平城寿公式ブログ:http://hirajo.com/
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