働き方

海外ノマドで外せない海外での資産運用

投稿日:2013年12月25日 / by
セミナーを行う平城氏

お金に仕事をさせることが海外ノマドには大切です(平城氏撮影)

私がやっておいて良かったこととして、3年前の『海外での資産運用』があります。

私は3年前に、今のビジネスパートナーと一緒に、海外での資産運用をスタートしました。

そのおかげで、現在は自分の資産からの収入と、権利型を中心としたビジネスの収入により、『海外ノマドスタイル』を実現することができています。

『資産運用』というと、『お金を持っている人がやるもの』というイメージがあると思います。私も、実際に自分が経験するまではそのように考えていました。いま思えば、日本の銀行に『貯金』をしておくことが、最も馬鹿げたことだという考えになりましたけどね。

いかにお金に仕事をさせるか

銀行に貯金をしていても、まとまったお金を使うタイミングというのは、せいぜい子供の大学入学の時や、車やマイホームを購入する時ぐらいのもの。
(私はマイホームは持たない主義ですが。)

その間、『お金に仕事をさせられるかどうか』が、資産を増やすための重要な要素であることがわかりました。

このようなことは、日本にどっぷりの生活をしていると、ほとんど気づくことができません。

ゆうちょ銀行や日本の大手都市銀行に定期預金をしていても、5年間で1%以下です。

ところが1つ海外へ目を向ければ、5年で3%~6%の利子がつく商品がゴロゴロしているのです。
例えば、ゆうちょ銀行の場合、5年定期で0.04%ですので、100万円を元手とすると、5年後の利子はたったの2,002円です。

これでは、『資産からの収入で生活する』なんて夢のまた夢ですよね。ところが一方でオーストラリアには1年定期で5.5%の利子がつくものがあります。1年で5.5%ですよ、1年で。

この場合、100万円を預けると1年後に5.5万円の利子がもらえます。これを5年続けると、利子総額は30万6,960円になります。なんと、ゆうちょ銀行との差は153倍です。

私の場合、先にビジネスに集中し、後に資産運用をスタートしたわけですが、それまでに日本の銀行に貯蓄していたお金は、貯蓄=完全に死に金だったということになります(苦笑

私が今の知識を持ったまま10年前の自分に戻ったとしたら、サラリーマン時代の毎月の給料の中から捻出できるお金を、毎月少額でできる資産運用に回していたでしょう。
<毎週水曜日更新>

連載:グローバルに自由に稼ぐ働き方の実現法


海外ノマドマスター・平城寿【プロフィール】平城 寿 Hirajo Hisashi
1976年宮崎県生まれ。九州大学工学部卒(1999年)。もともとITエンジニアで、2004年にSOHO事業者向けビジネスマッチングサイト「@SOHO」を1人で立ち上げ、4年で日本国内No.1の会員規模にまで育て上げる。その後インターネットの可能性に魅了され、自らネットを活用した「場所や時間にとらわれないワークスタイル」を実践。2011年より海外に拠点を移し、アジアを中心に毎月5都市以上を訪問。『海外ノマドスタイル』を確立して、その魅力を発信している。

平城寿公式ブログ:http://hirajo.com/
平城寿Facebook:http://www.facebook.com/hisashi.hirajo
@SOHO:http://www.atsoho.com

 

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