働き方

企業

【企業】

営利を目的に継続的に生産活動を行う経済単位。企業と会社は同義だが、広義では企業が両者全体をさす。

企業は従業員を雇い、計画に沿って生産活動を行い利益を得る。そこから分配金として給与を支給する。企業は、社会に対する貢献度や売り上げ規模などから、社会的な評価を受ける。

認知度や信頼性が高ければ、企業は事業をより好循環できる。売り上げが上がり、開発費に十分な予算を割き、いい製品が生まれ、消費者に支持を受け、認知度が上がり、有望な人材が集まる。

企業をチームとしてみれば、有望な人材が揃えばそれだけパフォーマンスも向上し、より大きく、困難な事業にも取り組める。ところが企業体には、成長し続けなければならない宿命がある。それゆえに、大きくなればなるほど人材のバランスに狂いが生じがちとなる。

適材適所によって、高いクオリティの製品を生み出せるはずが、配置のアンバランスで中途半端なプロダクツも生まれかねない。そうなると社内に不満も充満し、従業員にも不信感が募る。個人ではできないことが企業ではできることが企業選択の理由なら、能力に自信のある者には所属する意味が薄れる。

テクノロジー進化の追い風もあり、個人でできる業務の範囲が大きく広がっている。分野によっては、すぐにでも個人で事業をスタートすることで、大きなビジネスに発展させることも不可能でなくなっている。頭脳労働が主体となり、労働環境が進化した昨今、とりわけ先進国においては、企業の存在意義・あり方がターニングポイントを迎えているといえる。

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