働き方

レイブル

【レイブル】

レイトブルーマーの略。遅咲きの意。就労意欲があるにもかかわらず無職状態の若者の意欲をそがないよう、イメージの悪いニートに変わる呼称としてつけられた。大阪府が若者の雇用機会創出を目指す事業の一環で実施している。日本における無業者(15歳〜34歳の若年者)は昨今は60万人前後で推移している。

【レイブルになりそうな人】

「一度は就職したが、職場に馴染めなかった」「就職活動が思うようにいかず、心が折れてしまった」というような経験を持つレイブルが多い。
このような人たちには、以下の共通点が見られた。

・長時間、集中することが困難

周りの人の動きに対して敏感であり、会話に集中することができない。そのため、自分が集中できる静かな場所で話を聞く、休憩と傾聴にメリハリをつけて行うことが必要だ。

・コミュニケーションを取ることが苦手

会話が盛り上がらないことを非常に気にしてしまう傾向がある。頷く回数を多くする、相手の話に対して相槌を打つ等、会話に参加している姿勢を示すとよい。

・理解することが遅い

理解することに時間がかかり、会話についていけない。さらに、理解していなくても「わかりました」と言ってしまうことがある。「もう一度説明して下さい」「ゆっくり説明して下さい」とお願いする勇気を持つことが大切だ。

【レイブルから抜け出すためには】

・過去にこだわらない

今の自分をアピールすることが大切。今の頑張ろうとする意欲は、採用側にとっても高い評価となり、今後の可能性をかけてみようとする大きなポイントとなる。

・引き出しづくり

就職活動において、自己PRや頑張った経験が書けず、書類が通過できない、面接が通らないことが多い。情報収集を行う、職業体験をすることで、自分の強みを発見できる機会となるだろう。

・インターンシップに参加

「給料に見合う働きができるかわからない」という不安を抱くレイブルもいる。社会に対する不安を解消する、自分の強みや経験をつくるためのいい機会となるだろう。また、インターンシップでうまくいけばそのまま就職することも可能だ。

・ワークスタイルイベントに参加

レイブルの中には自分に適した職、働き方がわからない人もいる。新しい働き方の提案や、自分の改善点を見い出すことのできるイベントに参加することで、働くことへ前向きになれる機会を持てる。

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