労働移動支援助成金

【労働移動支援助成金】

事業規模の縮小等により離職を余儀なくされる労働者等に対し、民間の職業紹介事業者に労働者の再就職支援を委託し、再就職を実現させた中小企業事業主に支給される。再就職支援奨励金ともいう。受給には雇用対策法に基づく再就職援助計画を作成し、公共職業安定所長の認定を受ける、計画対象者の離職日から2ヵ月以内（45歳以上は5ヵ月以内）に再就職を実現すること、などの条件がある。今後、その対象を大企業にまで拡大することも検討されている。社員を転職させる企業に国が支援金を出すことから“間接的リストラ制度”と捉える向きもある。