働き方

Vターン

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地元から都会へ…そしてまた別の場所へ

Vターンとは、地元から都会に進学や就職したあとに、生まれ育った地元ではない土地で働くことである。すでに世間的に認知されている、都会から地元へ帰って働くUターンが元となって生まれた言葉だ。都会や故郷よりも魅力的な場所を見つけた人や、都会でも地元でも暮らしたくない人には、Vターンという働き方が最適だろう。

難易度が高いVターンという働き方

ただし、親戚縁者や仕事のツテで移住する場合を除いて、Vターンで働くのはとても難しいということを憶えておきたい。これは都会とは異なり、密な人間関係が求められることの多い地方において、孤立無援の状態でスタートするのはハードルが高いからだ。移住して働こう思っている地方が、移住者に対して排他的な土地柄である場合は、なおのことVターンという働き方は難しくなる。

現代は、会社に出社しなくてもインターネットを通じて仕事ができる環境が整いつつあるため、あえて地方で働く人も少なくない。それでも、Vターンで縁もゆかりもない場所で働く場合は、本当に自分にあった環境であるかどうかの事前調査は欠かせないだろう。のんびりとした暮らしを漠然と夢見て、短絡的にVターンをすることだけは避けたいものである。

結婚してからVターンをするという選択肢も

ちなみに、都会で働いていた人が結婚を境に、自分ではなく婚約者の故郷に移住して働くこともVターンに該当する。こちらは、よほど疎外されていないかぎり孤立無援になることも少ないため、多少なりとも働きやすく暮らしやすい環境だろう。

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