インタビュー

ビジネスパーソンの“仕事力”上げるセレブ愛用飲料

投稿日:2015年10月29日 / by

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good juice ~Terre Table~

福王寺輝明代表

健康経営を取り入れる企業が増加するなど、社員の健康を経営の重要事項とする考え方が広まりつつある。社食に変わる福利厚生として、宅配による健康食材の提供も活況を呈す。そうした中、「good juice ~Terre Table~」は、セレブが愛飲するコールドプレスジュースを福利厚生の一環としてビジネスパーソンに提案する。その狙いや思いを同社福王寺輝明代表に聞いた。

全米セレブが愛飲する健康ドリンク

コールドプレスジュースは、全米ではセレブやモデルが愛飲する健康ドリンクとして広く普及している。原料へのこだわりと自然の良さを生かした製法で、手軽においしく必要な栄養素を摂取できるため、健康意識の高い人にとって欠かせないヘルシーフードとして定着している。

このコールドプレスジュースと福王寺代表をつないだのは、家族だ。同氏の妻が、健康を害した際、少しでも改善することを願い、健康につながるものを探し回った末にたどり着いた。以降、同氏は、独学でレシピを追求し続け、自身も愛飲。劇的に体調がよくなることを実感した。そして、その素晴らしさをより多くの人に広めたい、という思いから事業化を決意。本場米国での短期留学を経て、2015年5月にビジネスとしてスタートさせた。

スクリーンショット 2015-07-25 2.44.56「健康をキープするのに大切なのは栄養バランスです。毎日の食生活によって、体はひとつひとつの機能が本来の役割を果たします。そうしてはじめて、人はパフォーマンスを十分に発揮できます。当たり前のことではあるのですが、忙しさや無関心などによって、キチンと出来ている人はあまりいません。現在、渋谷に一店舗とデリバリーで展開しています。10月末には移動店舗も稼働します。今後は食に関する普及啓もうを進めながら、提供エリアを拡大していきたいと思っています」と福王寺氏は展望を明かす。

いまのところ、宅配は渋谷から半径3キロ圏、大型注文の場合は7キロ圏内まで対応。まだまだ小規模だが、昨今急増している類似品と比べても高い品質が支持され、健康意識の高い人を中心にじわじわと愛用者が増えている。そうした中で、福王寺氏が、さらなる拡販のターゲットとして熱い視線を注ぐのがビジネスパーソンだ。

ビジネスパーソンに勧める理由

「パフォーマンスという点で、不健康な状態ですと、どうしても力を発揮しきれません。多くのビジネスパーソンは多忙もあって栄養バランスがすぐれているとはいえず、健康的とはいいづらい状況です。もちろんそれでも素晴らしい成果を出し、活躍している会社員もいるでしょう。しかし、その先にあるのは、無理がたたって何かしらの体調不良を引き起こすことではないでしょうか?あくまで最悪のケースかもしれませんが、そうした不健康な状態をジュース一杯の習慣だけで解消でき、さらに生産性が上がる可能性があるなら、企業にとってもメリットがあると思います」と福王寺氏は、福利厚生展開の意義を力説する。

同氏によると、多忙なエグゼクティブで、コールドプレスジュースを愛飲する知人は、例外なく毎朝目覚めがよく、朝から最高のスタートが切れているという。その効果に着目し、試験的ながら、すでに福利厚生の一環でコールドプレスジュースの定期宅配を導入している企業も出始めている。福王寺氏は、こうしたパフォーマンスの良さが、職場での生産性向上にもつながると考えており、それを実証すべく、何らかの形で検証することも検討しているという。

生産性の向上にも期待

「コールドプレスジュースは、あくまで野菜や果物といった自然の食材をその栄養素をなるべく壊すことなくジュースにしたもの。特別なものではなく、習慣として飲み続けることで体を自然な状態に戻してくれます。<自然な状態>というのが、実は体にとって一番健康的な状態で、パフォーマンスを最大限に発揮できます。多くの人がこうしたことを意識して、コールドプレスジュースを生活に取り入れてくれるようになれば、『日本が元気になる』と私は思っています。そのためにも企業が、社員の身体が最大の資本と認識し、福利厚生の一環として扱ってほしいですね」と福王氏。

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コールドプレスジュースは、こだわりの食材と全てが手作りによる手間などもあり、決して安いものではない。Sサイズ(200ml)で一杯800円~と平均的なビジネスパーソンにとって、ランチにプラスαとしては、手が届きづらい。だからこそ、福利厚生による企業のサポートは、普及への弾みとなる。もちろん、その場合、扱い個数にもよるが同社も福利厚生向けの特別料金で対応する。

健康にこだわった食品の宅配やサプリメントの据え置き販売など、社食の減少に反比例するように、オフィスへの“食の健康宅配”は増加している。必ずしも潤っているとはいえないビジネスパーソンの懐事情を考えれば、会社のサポートがあれば、確実に能動性は加速する。その結果、社員の健康とパフォーマンス向上が期待できるなら、企業にとっては、わずかな投資で大きなリターンを得ることができ、一挙両得。健康経営の意識が高まる背景もあり、今後、“社食”を巡る市場は、ますます活発になりそうだ。


<プロフィール>福王寺 輝明 (ふくおうじ てるあき)
good juice1980年生まれ。 コールドプレスジュースブランド 「good juice 〜Terre Table〜」 代表。俳優として活動すると共に数々の飲食店をプロデュースしていた経験を活かし、現在、「日本を元気に!」という目標のため、働く人たちへの”健康=ベストパフォーマンス”を掲げ、食育の啓蒙活動中。
【 good juice 〜Terre Table〜 】
住所:東京都渋谷区神南1-4-10 AHKAH village内
Web:goodjuice.jp

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