今注目!本当に役立つ資格
今だからこそ取得しておきたい資格とは
今だからこそ注目したい人気の資格から、取得しておいたほうがよい資格をピックアップして順次紹介しよう。
●MOS(詳しくはMOSはビジネスに直接役立つ資格)
●TOEIC(詳しくはTOEICは英語力を証明する資格)
●介護福祉士(詳しくは介護福祉士は人の生活を支える仕事)
●医療事務(詳しくは医療事務は医療現場を支える仕事)
●社会保険労務士(詳しくは社労士は企業と労働者の強い味方)
●色彩検定(詳しくは色彩検定を取って色の専門家になろう)
●行政書士(詳しくは行政書士は書類作成のスペシャリスト)
●税理士(詳しくは税理士はお金に関する法律を扱う仕事)
●マンション管理士
(詳しくはマンション管理士は「集合住宅」のエキスパート)
●ファイナンシャルプランナー
(詳しくはファイナンシャルプランナー(FP)は家計のプロ)
●保育士(詳しくは未来を担う子供たちを育てる「保育士」)
●旅行業務取扱管理者(詳しくは旅行好きにオススメの旅行業務取扱管理者)
●情報処理技術者(詳しくは情報処理技術者はIT社会に素早く対応)
●販売士(詳しくは流通業界における唯一の公的資格「販売士」)
資格で自分のスキルを証明しよう
これまでよりも、個の力が必要とされる時代に突入した。会社におんぶにだっこ状態では、いざという時に共倒れになってしまったり、真っ先にリストラの対象になったりするということを、誰もが嫌というほど感じているのではないだろうか。
そこで、このような不幸な状況の回避策として、資格取得を目指す人が増えてきた。資格は、社内でも、転職でも、独立でも、それぞれの場面において役立てることができる。
資格で転職を有利にしよう
転職においては、自分の強みを的確にアピールすることができる。採用面接の際、自分の成果やスキルを具体的に見せることができれば、それがいちばん伝わりやすいが、それは業界や職種によって違ってくる。
例えば、経理や人事を担当している人の場合は、自分の強みをどのような言葉にして伝えればいいのだろうか?
このような時に、資格を持っていればもう悩むことはない。経理担当者が公認会計士の資格を持っていたとすれば、採用担当者に、経理に関する知識や業務の幅を把握してもらうことができる。加えて、公認会計士に合格するだけの努力も評価されるだろう。
また、別の業界に転職したいと感じたとする。本来、なんの知識も経験もない人が採用試験を突破することは困難と言える。
しかしここで資格を持っていれば、あくまでも予備的ではあるが、知識やスキルをしっかりと身に付けている人材なのだと証明することができる。当然、入社したあとに自分の身を助けることにもなるだろう。
いくらやる気があっても、それをただアピールするだけでは採用にはつながらない。資格とは、自分のスキルを客観的に証明することができる大きな武器なのだ。
資格で独立しよう
資格は、会社に属するサラリーマンに、独立という選択肢を与えてくれるものでもある。もちろん独立というのは簡単にできることではないが、これを後押ししてくれる資格は存在する。
例えば、中小企業診断士、税理士、宅地建物取引主任者などの資格を取った人の中には資格取得後に独立し、開業を目指す人も多い。企業の中で働きながら資格を活かすよりも、開業すれば年収がグンとアップする可能性が高まるからだ。そのため、独立に有利な資格は安定して人気が高い。
もちろん、独立を後押ししてくれる資格を取っておいて、会社で働き続けるのもひとつの手であると言える。会社がいざというときには独立か転職かということで選択肢が広がるだろう。独立に有利な資格には難関資格が多いため、持っていれば社内での評価が上がったり、仕事に活かすことができたりとメリットも多い。
珍しい資格を紹介
上記で紹介している資格以外に、あまり耳慣れない資格も数多く存在する。ぜひ驚きながら、楽しんでみて欲しい。
東京シティガイド検定
公益財団法人東京観光財団と東京商工会議所が共催で実施している検定試験。東京についての知識を問われる試験が出題され、公式サイトでは「海外や国内から東京を訪れる旅行者に、東京の魅力をご紹介していただくために必要な知識の理解度を図る検定制度」と紹介されている。
2020年には東京オリンピックが開催されるため、まさしく今注目したい資格のひとつだ。実際に、合格した人の中から希望者は「NPO法人東京シティガイドクラブ」に入会することが可能となるという。同団体は、東京シティガイド検定の合格者が中心となって活動しており、主に国内外問わず東京を訪れる観光客に観光案内サービスを提供している。
美術検定
美術館連絡協議会・読売新聞社・美術出版社から成る、「美術検定実行委員会」が実施する検定試験。その名の通り、美術に関する知識が問われる試験となっており公式サイトでは級ごとの出題範囲が公開されている。
4級から1級まであり、例えば4級であれば「西洋美術・日本美術の名作を知る」(西洋美術・日本美術史の中から、代表的な作品や作家などについて問われる)という基礎編となっている。1級合格者は、各地域において美術館でのボランティア活動に従事することができたり、特定の美術館で入場料の割引を受けることができたりする。
臭気判定士
国家資格である臭気判定士は、「公益社団法人におい・かおり環境協会」が実施している。日本全国では、日々様々な悪臭に関する苦情が発生するが、それを解決するために嗅覚を用いてにおいを測定する場合がある。その際の臭気測定を監督するオペレーター役を担うのが臭気判定士の仕事だ。
試験は、筆記試験と嗅覚検査の2部に分かれている。臭気判定士は、臭気測定のオペレーター役ではあるが、嗅覚による判断を要求される場面も出てくるため嗅覚検査も必須となっているのだ。これには特別な嗅覚を求められているわけではなく、正常であれば免状の交付を受けることができるようだ。