働き方

いい仕事を応援する共用オフィスが上野に誕生

投稿日:2014年8月7日 / by

いいオフィスとはどんなものだろうか。きれい、おしゃれ、機能的、広い…物理的な側面ももちろん重要だが、なによりもそこで作業することでより生産性が上がり、創造的なプロダクツを生みだせることが、いつでもどこでも仕事ができる環境が整う中で、重要な要素といえよう。

2014年9月8日にグランドオープン(8月7日から募集を開始)するコワーキングスペースは、その名も「いいオフィス」。おしゃれな賃貸住宅紹介サイト「R-STORE企画」とWEBサイトの企画・制作を行うLIGのプロデュースで共同事業としてオープンする。一体、どんな狙いや仕掛けがあるのだろうか。
いいオフィス

まず立地。場所は、上野駅から徒歩2分と絶好のロケーション。空床が目立つ古ビルの一角を、リノベーションすることで、好立地と広いスペースを確保した。コワーキングスペースといえば、渋谷や新宿がメッカ。そもそも、上野にIT系やクリエティブな先端企業というイメージはほとんどない。

「LIGは東京上野が大好きなんです。渋谷や新宿ばかりにIT企業やクリエイターが集まるのはなんか悔しい! だから上野にいい空間をつくって、いいクリエイターが集まっていい会社が増えればいいという想いからつくったのが、『いいオフィス』」とプロデュースを担当するLIGは開設の想いを熱く語る。

個性的なWEB広告でネット上でも知る人ぞ知る存在のクリイティブ集団LIG。着実に事業規模を拡大し、オフィスも出世魚のように変えているが、上野から出ることはない。出た後のオフィスも新しい働き方を実践する先進企業「チャットワーク」に斡旋するなど、“上野クリエティブ化”を着々と推し進めるほど、同社は上野にこだわる。

ではオフィススペースはどんな仕様なのか。2人~6人までの個室、個人用のコワーキングスペース、200人収容の共用イベントスペースを完備し、いい仕事をするに十分な環境が整っている。さらに注目は、入居者が自由に使える大きなオープンキッチンの存在だ。料理をつくったり、コーヒーを飲んだりするのはもちろん、他の利用者との活発な交流を促進する気を使わない共有スペースとなっている。

キッチン 温かい雰囲気の内装にゆったりと配置されたイスやテーブル。まるで家にいるように落ち着け、そうかと思えばカフェで仕事をするようにくつろいだ気持ちでラップとを広げることもできる。それでいて、クリエティビティにあふれる新たな仲間もすぐそばで同僚のように働いており、「いい仕事」をするには最高の環境がそこにはある。

「今までのコワーキングスペースは、不動産会社主導・収益性至上主義で計画されることが多く、実際に空間を利用する入居者にとっては必ずしも居心地の良いものではありませんでした。『いいオフィス』では不動産会社であるアールストアが、LIGをプロデューサーとして起用することで、収益性と同時に豊かな空間や、楽しいイベントも同時に提供しようとする試みです。これは空室が目立つ古ビルの空床を活用し、再度収益化するための画期的なモデルになると考えており、今後も継続的な展開を目論んでいます」とアールストア。飽和気味のコワーキングスーペスの新設とは次元が違う、大きな野望が、「いいオフィス」には込められている。


<施設概要>
設備等     : フリーアドレス 50席/1人用デスク 29席/2名個室 16室/3名個室 5室/4名個室 5室/5名個室 2室/ロッカー、キッチン、イベントスペース、インターネット、コピー、固定電話など
※予告なく変更になる場合があります
利用料     : 1day利用 \1,500(税込)、
月額会員:\20,000~\250,000(税別)
※予告なく変更になる場合があります
説明サイト   : http://iioffice.liginc.co.jp/
提供企業    : 事業主・企画:株式会社アールストア/
プロデュース・運営 株式会社LIG(リグ)

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