働き方

Jターンで実現した“野菜中心”の働き方

投稿日:2016年8月23日 / by

ビジネスウーマン自撮Deレポート ~私の職場~

File.3 Webマーケター 松田さん(26)

キーワードは「野菜」

Webマーケターの松田さんを一言で表現するなら、間違いなく「野菜」がキーワードとなる。写真は、企画した食の映画上映&野菜の料理会のワンシーン。野菜について熱弁しているショットだ。

写真

「 基本的にECでの野菜の販促企画がメインですが、 野菜や農業、食に興味を持ってくれる人を増やすためにWebに限らずいろいろなことをやっています!」と松田さん。それだけに頭の中は四六時中、野菜のことを考えている。

ランチも基本、野菜が中心だ。というのも、会社では、扱っている野菜を使った賄い飯があり、わずか300円で食べられる。アポなどで外へ出たときは、外食となるため1000円は出費するだけに、“野菜ランチ”は大きな補助となる。

仕事ではどっぷりの松田さんの野菜との関わりは、実はプライベートにまで及ぶ。なんと、趣味で畑を借り、野菜を栽培しているのだ。掲載の写真は、野菜について熱弁していると前述したが、ここまで野菜を愛する松田さんだけに、自ずとトークに熱が入ってしまうのもうなずけるだろう。

そんな松田さんにとっての仕事の悩みは「小さな会社なので、同じ業務をしている人が少なく、 気軽に仕事の相談ができないことです」というが、すっかり“野菜マスター”なだけに、ぜい沢な悩みなのかもしれない…。

好きを仕事にする理想的な公私混同な働き方

まさに公私混同といえる、野菜との関わり方で仕事に没入する松田さん。現在26歳の未婚で、一番仕事が面白い時期を迎えている。「ライフプランですか? 1年先のことも想像できないくらい今のしごとに没頭しています。でも、いつか野菜や食関連で小商いができたらいいなと思っています」とボンヤリながらも、第二の人生でも野菜とともに歩むプランは描いている。

興味のあることと仕事を合致させる松田さんの働き方は、日々が充実し、理想的でうらやましい限りだが、それもしっかりとした信念があるからこそ。松田さんの座右の銘は「Love the life you live!」。 【自分の人生を愛そう!】の意だ。後悔のない人生を歩むために、日々を全力で過ごしているからこそ、いまの充実がある。

京都の企業らしく、名刺に香りが。オフィスでクンクン嗅いでテンションを上げているそうです

京都の企業らしく、名刺に香りが。オフィスでクンクン嗅いでテンションを上げているそうです

大卒後の就職では実は、地元の大阪でなく、東京の企業を選択している松田さん。だが、大学4年間で過ごした京都のよさを東京に出て改めて実感し、Jターンした。「コンパクトにたくさんの面白い人が集まっているところが魅力」と地域への愛着で仕事を選ぶ感性も、松田さんがいま、キラキラしながら働けている要因といえるだろう。

現在はオンもオフも京都ライフを存分に満喫し、まだぼんやりの未来へ向かい、多くの刺激を吸収する松田さん。そのライフスタイルや働き方は、自らの意志で能動的にチャンスを切り拓けば、苦しさ以上に満足感ややりがいあふれる仕事が待っていることを示す、ひとつのロールモデルと言えるのではないだろうか。

 

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