働き方

働き方評論家が助言するこらからの職場との付き合い方

投稿日:2016年6月16日 / by 瓦版編集部

職場についてトコトン語り合う座談会

理想の職場とはどんなものなのか…。ビジネスパーソンにとって、身近なテーマながら、じっくり話し合う機会の少ないテーマに向き合う、その名も「『職場』についてトコトン語り合う座談会」が2016年6月15日、都内で開催された。連合非正規労働センターが企画した。

輪かもと意見交換する常見氏(右上)

輪かもと意見交換する常見氏(右上)

おしゃれで快適なオフィス、全員がいい人ばかり、コミュニケーションが活発、残業がない…。なにを軸にするかによっても変わるし、個々の価値感によっても基準は変わる。「職場」というテーマは、考えるほど奥深く、議論することでいろいろなものがみえてくる。

同会の講師を務めた千葉商科大学 専任講師で働き方評論家の常見陽平氏は「職場を通じ、私はさまざまのことを学んだ。悩み、疲れ果て、最高の瞬間を味わうなど、試行錯誤しながら、紆余曲折を恐れずに歩んできた。フリーランスになり自宅を職場にしたこともある。そしていま、大学講師という自分にあった職業に居場所を見つけた」と口火を切った。

まるで職場の荒波に打ちひしがれたように思える常見氏の半生。だが、決してそんなことはない。悩み、疲れ果てたのは、自分の頭で考え、自分の身は身分で守り、個人では持ち得ない職場のパワーをトコトン利用してきたからだ。

職場で何より重要なのは自分で考えるということ

「人生は意図と適応。キャリアにはアップもダウンもない。無駄な経験は1つもない」とこれまで振り返る常見氏。人間関係、思いがけない人事異動、長時間残業など、職場には理不尽と思えることも数多あるが、それらにも全て意味がある。そう考えれば、確かに職場ほどエキサイティングな場所はない。

約20人の若者が職場をテーマを意見を出し合った

約20人の若者が職場をテーマを意見を出し合った

参加した20代の若者からは「いまの職場は理想に近い。とにかく意見を言い合える」、大学3年生の参加者は理想の職場を「家族のように言葉がなくともわかりあえる場であること」と語った。「懸命に長時間働く人がいる一方で、定時にさっと帰る社員もいる。あれってなんだろう…」という声もあった。「非営業職の評価はどうにもしっくりこない」という、評価に対する疑問の声も上がった

いい面、悪い面、この日、集まった20人近い若者は、普段は口にしないような職場への思いをさらけ出した。様々な意見を受け止めた常見氏は最後に、これからの職場との付き合い方として、「自分がその職場にいる意味を考えよう。きれいなオフィスや発言しやすい風土だとして、その施策の意図を裏の意味も含め考えよう。社内外に見方をつくろう。社会にとってどうなのか、とう観点を持とう。自分ひとりで抱え込むのはやめよう」とアドバイスを送った。

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