働き方

転職しない40代・50代はアレが好き

投稿日:2016年8月4日 / by

お毒 40代・50代のビール好きにはある特長があります。さて、なんでしょう。

毒舌家猫田先生 メタボ、デブ、痛風。

お毒 残念!。正解は、「転職経験がない」、でした。情報サイト運用・開発のキャリアインデックスの調査がその根拠です。

編集部ニシ 何を目的にした調査か分かりませんが、調査によると転職経験のない40歳~49歳のビール好きは71.4%、50歳~59歳で71.8%。一方転職経験ありの40歳~49歳のビール好きは57.9%、50歳~59歳で57.4%と明確な差があります。50代の転職経験者では、ワイン好きが46.3%に対し、転職経験なしでは39.4%とこちらもハッキリと差がみられます。

へん0

お毒 「とりあえずビール」って感覚が、チャレンジ精神のない安定志向につながるのかしらね。逆にワイン好きはうんちくが多い傾向があるからこだわりもあって、いろんなアンテナを張っているってことなのかしら…。

編集部ニシ そんな気もしますけど、そこまで単純な話ではないと思います。ただ、今後、人工知能が転職サービスに本格導入されるようになれば、そうしたちょっとしたデータも、解析の重要な要素にはなっていくでしょうね。

猫田先生 デブの転職者は活躍しないとか、ハゲの転職者は有能とか、ランチが牛丼ばかりでは成長が期待できないとかな。

編集部ニシ 私としては人工知能の転職で期待しているのは、思わぬ人材の発掘ですね。通常ならとても採用されないような人材を人工知能のデータ解析で掘り当てる。そんな風になれば、労働市場全体の最適化が加速していい具合になるんじゃないかと思いますけどね。

お毒 心配なのは、優秀な人ばかりが有利になるんじゃないってことだけどね。
nekodaBup
猫田先生 その優秀さの基準を学歴以外の部分で見極めていくんだから、人工知能はその意味で採用においてはかなり有益なテクノロジーの活用といえるかもな。

編集部ニシ 優秀ということも大切ですが、いかに企業が求めている人材にフィットするかが一番重要です。その意味では、企業自身がどんな人材が必要なのか、から逆算した事業を構築していくことも重要になってくるでしょうね。これまでは、何となく人柄がいいとか学歴がすぐれているとか、愛嬌があるとか、実際の戦力とは無関係なことに引きずられてきたきらいがありますからね。

猫田先生 しっかりとしたビジョンも示さずに売り上げ重視なんていってるだけじゃ、もはや誰も寄ってこなくなる時代がもうすぐそこまで来てる感じだな。

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