働き方

佳境迎えるブラック企業大賞の中間選考トップは断トツであの企業

投稿日:2016年12月21日 / by 瓦版編集部

23日決定のブラック企業大賞ウエブ投票が佳境

ブラック企業大賞実行委員会により発表された「ブラック企業大賞2016」のノミネート企業のWEB投票が佳境を迎えている。大賞と各賞は、WEBでの一般投票と併せ、選考委員による審査を経て、決定。2016年12月23日に都内で授賞式を行う。

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21日13時の時点でのWEB投票トップは日本郵便(株)。5857票を獲得し、2位(株)電通の2496票を倍以上引き離している。3位は佐川急便(株)だが、得票数は279。同票で3位は、(株)プリントパック。ここまでは、事実上、日本郵便の独走状態となっている。

日本郵便のノミネート理由

日本郵便は、そのノミネート理由として、勤務していた男性(当時41歳)が2011年4月から福岡県飯塚市の郵便局に勤め、6月からうつ病などで休職。12月に販売用の年賀はがきを受け取るため局を訪れた際、駐車場に止めた車内で心疾患のため死亡した事案を挙げられている。

この件では、男性の遺族が死亡原因は上司のパワーハラスメントによるストレスが原因だとし、同社に1億円の損害賠償を求め提訴。2016年10月26日に福岡高裁が下した判決は、、死亡とパワハラの因果関係は認めなかったものの、局長が同年5月の面談で「いつやめてもらってもいいぐらいだ」と発言したことなどをパワハラと認定。男性のうつ症状悪化との因果関係を認め、同社に330万円(1審では220万円)の支払いを命じている。

郵便職場では、2016年10月に愛知県新城市の郵便局課長の遺族が、部下からのパワハラによる自殺として提訴しているほか、さいたま新都心郵便局ではパワハラ飛び降り自殺として妻が2013年に提訴した事件が和解で決着しているなど、パワハラに関する問題が多数指摘されている。そうした全国に散らばる声が、大量の得票に反映された可能性はある。

なお、ブラック企業大賞実行委員会は、ノミネート企業にしゃぶしゃぶ温野菜を緊急追加。飲食チェーンの同社は、フランチャイズ店のバイト学生を殴った疑いで、店長の夫である元従業員の男性が逮捕、起訴されている。大学生は4か月連続勤務や20万円以上の自腹購入も強制され、脅迫もうけていたという。その後、学生はブラックバイトユニオンに加盟し、2016年9月にブラックバイトでは初の訴訟を起こしている。

授賞式には、受賞企業も招待されるが、過去に出席事例は一度もない。

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