働き方

禁止する会社が侮れない副業がもたらす4大効果とは

投稿日:2016年2月25日 / by 瓦版編集部

お毒 キツイわぁ。今月は立ちっぱなしで、ヒザと腰ガタガタ。鼻毛は伸び放題。参るわね。
毒舌家
猫田先生 なにやってんだ、お前。面長のほっぺがくぼんで、しぼんだ瓜みてぇだしよ。ヘンなクスリでもやってんじゃネェだろうな。

お毒 やかましいっ! 2月は売り上げが悪いからバイトしてんのよ。工事現場の警備。副業ですよ。アンタみたいね、毎日遊んで暮らせるほど、余裕はないの。貧乏ヒマなしよっ。

編集部ニシ お気の毒様、お毒様。副業ですか…。個人事業主のお毒ネぇさんは自由ですが、いまや企業も副業に対してかなり緩くなってはきています。参考に8年前の副業に関する書き込みをみたら「そんな会社はない!」というのがほとんどだったのですが、いまはそんなことないですからね。最近では大手上場企業のロート製薬が副職をOKにしました。理由は「社内ではない刺激や気付きがあれば座学より社会経験をつめる」ということらしいです。給与が少ないからバイトで稼ぐという低レベルな観点ではもちろんありません。

へん0

猫田先生 実はワシも昔働いていた会社が副業OKでな、随分と稼いだもんだよ。禁止する会社は、本業がおろそかになるとか、リスク管理しきれない、とかを理由にしてるんだろうけど、それはまさしく杞憂。ワシの場合は本業の延長で仕事が舞い込んできて、相乗効果で大いに会社の利益にも貢献したもんだよ。もちろん、本業があるから時間管理はうまくなったしな。何一つ悪いことはなかったぜ。

編集部ニシ いまは、受け入れる企業が、それこそ「副業としてでもどうぞ」というスタンスで、門戸を開放している事例もありますし、これだけ進化のスピードが速い時代に、社員を外気に触れさせないのはむしろ大いなるマイナスでしょうね。副業というよりは複業という感じですが、そうしたスタイルで働いているある人は「会社には業務に関する制約はできても人生にまでは介入できんでしょ」と副業禁止が個々の可能性を狭めると語気を強めていましたよ。

猫田先生 そもそも、民間企業については、法律上は勤務時間外の就労を規制する権利はないんだぜ。就業規則に「禁止」とあっても、あくまでも就業時間内のハナシ。もちろん、会社に不利益をもたらす副業はやっちゃいけねぇけどな。それにしても社員は必要以上に副業に対してナーバスになり過ぎてる部分は、まだ根強いんじゃねぇか。
nekodaBup
編集部ニシ その通りですね。それついていえば、副業を解禁しているサイボウズの見解が非常に大人でスマートです。「個人で簡単にビジネスしやすい状況にある中で気にしている方がナンセンス」。さすがは、新しい働き方の先端をいく会社ですね。

お毒 アタシにとっちゃ、副業は本業を続けていくための生命維持装置なんだけど…。

猫田先生 借金のための借金と同じだな。まぁ、頑張ってくれや。

編集部ニシ いえることは、これからの時代、企業は、副業を解禁しないと今後かなり厳しいということです。だから容認すべきなんです。その理由は(1)社員の成長が加速する(2)業績が安定する(3)優秀な人材が採りやすい(4)雇用調整しやすい。簡単に説明すると(1)は猫田先生の経験の通りです。(2)は、社員が多様な知見を社内に持ち込むことで柔軟性ができ、変化に対応しやすくなるから。(3)は説明するまでもありませんね。(4)は、万一、業績が傾いた時に雇用調整の必要が出た場合、副業の稼ぎが安定している人と優先的に話し合うことで、ソフトランディングしやすいということです。どうです? どう考えても、副業を禁止する意味はないでしょ。

猫田先生 禁止してもやるヤツはやるだろうしな。あえて懸念事項があるとすれば、容認したはいいが、副業が儲かり過ぎて、とっとと独立されちゃうってリスクかな。

編集部ニシ それはあるでしょうが、容認した上での結果ですから、退社は円満になるでしょうし、その後、ビジネス上でゆるくつながっていけば、デメリットにはならないでしょう。社内で新事業に発展させる提案だってできるでしょうし。禁止してたら間違いなく、ケンカ別れになっちゃいますからね。

お毒 そういえば、バイトの現場で知り合ったおっさんが最近、店に来てくれてるわね。その意味じゃ、バイトと客引きの一石二鳥が成立してるわ。意外に悪くないかも。腰は痛いけど…。

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