働き方

新年度の憂鬱を紛らす爬虫類ロボ

投稿日:2015年4月13日 / by
全長37センチと意外に大きいロボエリマキトカゲ

全長37センチと意外に大きいロボエリマキトカゲ

営業ウーマンのTは、最近どうも気分がモヤモヤしている。正確にはここ数年毎年、新年度が始まる時期の“恒例行事”という感じだ。アラフォーで独身という立ち位置が原因なのか、単なる気分の問題なのか。仕事はそれなりに順調だから、オトコの問題か…。たまに街コンに顔を出しても全然、ときめかない…。そんな中、後輩Sに紹介されたモノにいま、少し気持ちが傾いている。

モノはエリマキトカゲ。といっても、ロボットだ。イーケイジャパンが「リザードロイド」の製品名で2015年4月20日に発売する。どこに魅かれるのか。まずはその動き。カエルのように手足をバタつかせる動きは、会社の無能上司そっくり。近づくと襟巻を広げる姿は、同僚がテンパる姿に瓜二つ。基本的にかわいらしいのだが、見ていると会社のバカどもを支配している気分になって、スカッとするのだ。

追っかけモードとエスケープモードの2つを選べるもの魅力だ。外出から帰宅した時には追っかけモードに設定。姿に反応して近づいてくる様子はまるでペットだ。エスケープモードでは、こっちが近づいて仁王立ちするとびっくりしたようにエリマキをバタバタ拡げ、逃げていく。うれしいのは、この製品、完成品でなく、組み立てキットというところ。もともと手先が器用なTにとっては、気晴らしにも最高の“おもちゃ”なのだ。

半分冗談でモノをおススメした後輩Sは、居酒屋でそんなTの「リザードロイド」への熱い思いを聞いて思った。「こりゃかなりストレスが充満して心が病んでるな」。値段は3,800円(税込)。たったこの程度で、しばらくT先輩の憂鬱が晴れるなら、とSは発売日に購入してプレゼントすることにした。

 

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