働き方

ロボットと人間の理想の関係はドラえもんとのび太にあり

投稿日:2016年1月28日 / by 瓦版編集部

お毒 今年はスマートロボット元年なんだってね。スマートフォンがあっという間に普及したように、ロボットも一気に身近なものになるのかしらね。
毒舌家
猫田先生 どこからをロボットというのかは微妙だが、スマホもロボットと言えるんじゃねぇか。音声認識でなんでも教えてくれるあたりは、もう立派なパーソナル秘書だろ。手足がついてないとロボットじゃねぇってことはないだろ。

編集部ニシ 「スマートロボット元年」というのは、ペッパーを販売するソフトバンクの宮内謙社長が宣言したんですが、対応アプリが充実してきたことで、法人向けを本格化させるという意味です。いろんな職場にペッパーが“社員”として入社し、活躍するシーンが増えることになるでしょうね。

へん0お毒 いよいよSFの世界だったものが現実になるのね。アシスタントならいいけど、その内、上司にまでなっちゃうことはないのかしら…。

編集部ニシ 現実的にそれはないでしょう。夢がないですが、あくまで人型のIT機器というのが、実体です。つまり、使うのは人間側ということ。主従関係が変化することはないでしょう。

猫田先生 そうはいっても、ついに囲碁でもプロが人工知能に負けたんだろ。その進化は、確実に人間を超える勢いで進んでるぜ。「ア・ナ・タの指示は、間違っています」なんて指摘し始めるのも時間の問題じゃねぇのか。
nekodaBup
編集部ニシ 問題には必ず答えがある、という前提ならそれもあるかもしれません。しかし、世の中には答えのない問題がたくさんあります。人間は、そうしたあいまいなことに対し、柔軟にフィットできる能力があります。なんといえばいいのか分かりませんが、データの蓄積や処理能力の速さではない次元の、感覚的な部分。いずれは解析が可能だとしてもまだ相当先の話じゃないでしょうか。

お毒 その点でいえば、こないだヒト型ロボットと遊んでたら「お姉さんキレイ」と言われたのよ。普通のオトコじゃ照れちゃって言わないのに、なんて正直なのかしらってアタシ、久しぶりに赤面しちゃったわ。ああいう無邪気さって、大人の人間では逆に失われちゃってるわよね。

編集部ニシ 確実にいえるのは、これからロボットが人間の仕事をかなりの部分でサポートしていくということでしょうね。取って代わる領域も増えるでしょう。でも、それはあくまで足りない労働力を補ったり、ロボットの方が効率的な部分を担う、ということだと思います。それが拡大して、万一、人間の仕事が奪われるとなれば、それは人間の努力不足の側面もあるでしょう。ロボットにできないことは何かを常に考え、その部分を磨いていれば、そんな心配は無用なわけですから。

猫田先生 ドラえもんとのび太の関係が理想的だな。ダメなところは甘やかしすぎない程度に「ひみつ道具」でサポートして、いいところを引き出し、成長を促す。決して上には立たないが、絶妙の立ち位置で実はコントロールするってところだな。その意味じゃ、ロボットはヒト型より、実は猫や犬とか動物型の方がいいのかもしれんな。

編集部ニシ 確かに。人とロボットの共存にいては、これから真剣に考えていかないといけない段階に入ってきたわけですけど、働くことに関しては、まず、どんなことをロボットが担うのかを明確にして、普及を進めていく必要はありそうですね。危険なこと、人手不足の仕事、圧倒的にロボットがすぐれること…なんかはロボットの専売領域にしていいんじゃないですかね。その過程で、人が磨くべき部分も自ずと明確になるだろうし、教育の部分でもどんなカリキュラムにすべきかがみえてくるんじゃないですかね。

◇過去の三者三様

 

 

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