企業風土

年間目標の4倍以上を8か月で達成したヒットの要因

投稿日:2013年2月12日 / by 瓦版編集部
ケズリキャップ

スマッシュヒットとなった「ケズリキャップ」

8か月で50万個達成のスマッシュヒット

オフィスで鉛筆を使うシーンはほとんどないかもしれない。今回紹介するのは鉛筆削り。このコーナーでは、あれば働き方を便利にしてくれるようなアイテムを中心にピックアップするが、この製品については、少し違った視点から。

シヤチハタの「ケズリキャップ」(315円)。この製品は、ペットボトルに取り付ける鉛筆削り。2012年5月に発売され、2週間で4万個を販売。2013年2月にはその数は50万個に達した。年間売り上げ目標は12万個。なんと、約8か月で目標の4倍以上を売り上げるヒットを記録したのだ。

なぜ大ヒットしたのか

小さな鉛筆削りはいろいろなものが販売されている。ペットボトルを使ったアイディア商品も多数考案されている。ましてや、鉛筆削りのニーズは、減少傾向にある。では一体なぜ、この製品は、これほどまでのスマッシュヒットとなったのか。

(1)子供には鉛筆削りのニーズがある。(2)子供ゆえに削りくずを散らかしやすい。この2つの前提にペットボトル使用後の行く末がピタリとはまった。つまり(3)ペットボトルもゴミである。(4)削りくずが目に見えるので捨てるタイミングが分かりやすい。

働き方磨きに生かす3つの視点

悩み解消系は、ヒット商品が生まれやすいジャンルだが、それにしてもこの「ケズリキャップ」はニーズと目的と機能の3つがものの見事にかみ合った画期的なアイディア商品といえる。この連載は「働き方の磨き方」。働き方を磨くヒントを提示できるよう、アイテムやサービス、トピックを紹介している。

今回、連載の趣旨にあわせ、新規製品や企画・事業を考える上でヒントとして提示したいのは次の3つ。(A)世の中の悩み解消法に目を向ける。(B)解決策はできるだけシンプルにする。(C)解決策が必要なもの同志を有機的に結びつける。この3つを常に切り離すことなく思考を巡らせると、ピタッとかみ合う時が来る。そこには、確実にヒットの芽がある。

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