働き方

瓦版選定 2013年 働き方10大トピックス(1位~5位)

投稿日:2013年12月26日 / by

☆1位~5位☆

瓦版独断の「働き方10大トピックス」。昨日の6位~10位に続き、きょうは、トップ5をお届けします。変わりゆく働き方に、様々な動きが加わり、着実に地殻変動が起こっていることを感じさせるランキングとなりました。


1位:“新しい働き方本”出版ラッシュ

Tokyo Work Design Week2013年は「新しい働き方」に一躍、脚光が集まる1年となった。その象徴として、影響力のある著者による、関連本の出版ラッシュがあった。

予兆としては前年9月の「ワークシフト」(リンダ・グラットン)発刊がある。この本により、新しい働き方の到来がセンセーショナルに描かれ、ワーカーの潜在意識を刺激。「あたらしい働き方」(本田直之)、「未来の働き方を考えよう」(ちきりん)、「稼ぐ力 仕事がなくなる時代の新しい働き方」(大前研一)、「アグリゲーター知られざる職種 5年後に主役になる働き方」(柴沼俊一、瀬川明秀)などが続々発刊された。ラッシュは今もなお続いている。

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2位:政府がブラック企業対策実施(9月)

厚労省が社会問題化するブラック企業に対し、9月に「過重労働重点管理月間」として、重点的な監督指導を実施した。ブラックの疑いのある企業など5111事業所を立ち入り調査。結果、82%が「クロ」と判明した。厚労省は、悪質な企業は送検も視野に入れた厳しい対応をするとして、今後も引き続き強化をゆるめない方向性を打ち出している。

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3位:政府が女性管理職増加の方針打ち出す(4月)

安倍首相は4月の「成長戦略スピーチ」で「上場企業に女性役員1人」と宣言。少子高齢化で労働力が先細りする中、今後、女性の活用が重要になるとして、女性が活躍できる社会づくりを視野に入れ、政策の一つとして発表した。日本は世界的にも女性活用で後れを取っており、今後、ハード・ソフト両面でも女性が働きやすい職場作りを国として後押ししていく方向だ。

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4位:初の働き方の祭典「東京ワークデザインウィーク(TWDW)2013」開催(11月)

新しい働き方がクローズアップされる中、様々なアクションも起こったが、象徴的なイベントとなったのが、TWDW。「働き方」という誰にとっても関係がありながら、漠然としたテーマに対し、イベントいう形、しかも情報発信にふさわしい渋谷を舞台に1週間に渡って開催した意義は大きい。主催者は来年の開催も明言しており、「働き方」を誰もが普通に考えるテーマとなる場づくりとして、今後の展開にも期待がかかる。

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5位:クラウドソーシング協議会発足(8月)

今年に入り急成長をみせるクラウドソーシング。大小のサービス提供会社が、独自のサービス展開する中で、しっかりと先を見据え、より質の高いサービス構築を目指し、一致団結した。協会への格上げも既定路線で、今後、行政などにも働きかけ、新しい働き方を支えるインフラとしての基盤をしっかりと構築していく。

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☆6位~10位はこちら

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