働き方

起床が証明されなければ音が鳴り続けるアプリ

投稿日:2013年1月8日 / by

顔認証で目の開きをチェック寝ぼけ眼のままではまだ音は鳴り続ける仕事はできるが、寝起きが悪い、朝に弱い。対策は目覚まし時計3つ? 大音量目覚まし? 彼女のラブコール? まぁなんでもいい。本当の起きるための目覚ましツールとはどんなものなのか…。

過去には、転げまわるモノ、走りまわるモノ、バイブ内臓まくら…など、さまざまなユニークなアイテムも登場している。寝坊防止はとりわけ夜型サラリーマンにとっては永遠のテーマといえる。しかし、たいていはたたき起こされる、といったトーンのものが多く、すがすがしい寝起きを実現するアイテムはお目見えしていない。

NAsoftが開発したアンドロイドアプリ「めざぱち」はどうだろう。これは、起きた顔を撮影するとアラームが止まる、という目覚ましアプリだ。使用シーンはこうだ。

設定時刻が来る→目覚ましが鳴る→ダウンロード済みのスマホで目を開けた顔を撮影する→カウントダウンで10秒後にアラームが解除される。

これまでのユニーク目覚ましアイテムと決定的に違うのは、目が空いたことを確認するというフローがあること。つまり、起床が確認されなければ“決して”アラームが解除されない、というわけだ。

一般的な目覚ましは、寝ぼけ眼で目覚ましのスイッチを切りがちなため、せっかく起きても再び深い眠りに入ることがよくある。動き回る目覚ましの場合でも、追いかけるのが苦痛で、止めてもまた寝てしまうリスクは否定できない。

【目を開いた顔を撮影する】、という動作。これも上記との差があまりないように思うかもしれない。しかし、実は結構、しっかり起きなければいけない仕掛けが巧妙に組み込まれている。

ひとつは顔認識、もうひとつは鮮明に写さないと反応しないので電気をつける必要がある(部屋が自然光で明るければもちろん不要)という点。それに関連して自分の目を覚ました顔を確認するという動作が必然的に入る点も見逃せない。要するに、しっかりと意識して作業しないとアラーム解除には至れないのだ。

地味だが、意外に目覚まし効果が高そうじゃないですか? 叩き起こされ感は少なくないですか?  まぁ、その直前に彼女からのラブモーニングコールが鳴ってしまえば、それ以上の「最高の目覚め」はないわけですが…。

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