働き方

ビジネスパーソンが使える最新おもちゃ6選

投稿日:2015年6月18日 / by

仕事の潤滑油となる“大人のおもちゃ”

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※打者はホンモノではありません

おもちゃの祭典から独断選定

東京おもちゃショー2015開幕!

おもちゃの祭典、『東京おもちゃショー2015』(~6月21日:東京ビッグサイト)が2015年6月18日開幕した。アナ雪や妖怪ウォッチの大ヒットで、前年比109%と国内市場は、過去10年で最高を記録。その勢いに乗った今年は、各メーカーから独創的な製品が多数ラインナップされた。瓦版では、その中から、ビジネスパーソンが有効活用できるおもちゃ6製品を独断ピックアップ。仕事の潤滑油となる“おとなのおもちゃ”を紹介する。

酒席で活躍する一品

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ソニックアワーポータブル(2,900円:タカラトミーアーツ)

会社員にとって、酒席も気を抜けないアピールポイント。「無礼講!」の言葉に、タブーを連発し、翌日気まずいムードで出社、なんてことでは、出世など望むべくもない。やはり、注がれた酒は飲み干し、タイミングよくお酌するのが、出来るビジネスパーソンのマナーだ。「ソニックアワーポータブル」は、酒席で使えば確実にポイントアップにつながりそうなアイテムだ。

スマホより小さい大きさの本体。その先端を注いだグラスに当てると、あら不思議。どんどん泡が湧きだして、飲み頃の泡がきれいにできあがる。超音波でグラスを振動させ、それが伝道し、微細な泡が発生するというメカニズムだ。ポケットに忍ばせ、上司のグラスにさりげなくあてがえば、それだけで「デキるな」と評価を上げること請け合いだ。

オフを充実させるバーチャル系2製品

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阿部そっくり芸人が振るハイテクバット(4,298円:バンダイ7月25日発売予定)

酒席でまで気を配るビジネスパーソンは、どうしてもストレスが溜まりがちだ。発散するにも時間がない。そこで、おススメなのが、バーチャルの活用だ。といっても、妄想レベルの陰気臭いものではない。「ライブ中継!スイングベースボール~GO!GO!GIANTS!~」。一見、ビニールバットのようだが、実はハイテク機能を内臓。3D加速度センサーを搭載し、スイングの速度やタイミングを認識し、バント、フライ、ファールなどを判定する優れものだ。

坂本や阿部、原監督の音声が収録されており、とりわけ巨人ファンにはたまらない製品だ。ウグイス嬢、実況もあり、野球を見ながら、もしくは試合を想像しながらスイングに魂を込めれば、ボールとともにストレスもスコーンと飛んでいきそうだ。好きな野手と投手を選び、ひたすら打ち続ける「フリーバッティングモード」もあり、とにかく憂さ晴らしをしたい時には、思い切り振り続けるものいいかもしれない。

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ボッツニュー(2,760円:メガハウス)

同じバーチャル系でも、休みさえ取れない超多忙系ビジネスパーソンには、「BotsNew(ボッツニュー)」がおススメだ。ネーミング通り、「没入」できるおもちゃ。使用にはまず、スマホにアプリをダウンロードする。あとは、見たい動画を選択し、本体にセットするだけ。レンズを覗くと、そこには臨場感たっぷりの全方位の動画がグイグイ迫ってくる。前後左右に頭を動かすと、それに応じて動画がシンクロし、まさに動画の世界に没入できる。

現在用意されている、富士急ハイランドの絶叫マシンの映像では、あの恐怖のジェットコースターの臨場感をリアルに体感できる。頭の動きと動画のリンクがこれほど、視覚に影響するものか、と感動する。動画は月4本程度づつ増やしていく予定という。アイドルとのバーチャルデートやライブ映像などもラインナップされるといい、休日出勤が多く、なかなか休めないビジネスパーソンにとっては、“リア充”とはいえないものの、少しはましなリフレッシュができそうだ。

本格派で満喫するホンモノ気分

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リニアライナー超伝導リニアLO系スペシャルセット(3万5,000円:タカラトミー9月発売予定)

バーチャルではないが、現実感を味わえる、「本格派」で大人の楽しみを満喫するのもいいかもしれない。おススメはこの2つ。ひとつは、“リニアモーターカー”。おもちゃながら、磁力で浮上し、走行するホンモノ顔負けのリアリティだ。なんでも世界初だとか。スケールスピードでは、なんと時速500キロを突破するというから、まさに“自宅でリニア”といっても大げさでない。

おもちゃといってもこれだけのクオリティ。値段も4万円弱。まさに大人のおもちゃにふさわしい本格派といえるだろう。それでも大きさは約90分の一なので、“スケールバリュー”を考えれば安いものかもしれない。インドア派の休日には、なかなか刺激的なアイテムといえるだろう。

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カメラ付き超小型ヘリコプター名のファルコンデジカム(9,698円:シー・シー・ピー7月発売予定)

もう一つは、「超小型ヘリコプター ナノファルコンデジカム」。室内で飛ばす小型のヘリだが、30万画素のカメラが搭載されているのが大きな特長だ。機体前面に装着された小型カメラから、静止画、そして動画が撮影できる。飛行高度は10メートル程度。飛行時間も5分弱だが、騒動を起こしたドローンよりも健全でありながら、手軽に空撮を楽しめ、休日の息抜きにはピッタリだ。

ナイスなのはは、コントローラーがヘリの格納庫になる点だ。格納すると見た目のままデジカメとなり、普通にカメラとして使用できる。撮影した素材は、機体に内臓のマイクロSDに保存されるので、リゾート地などへ携帯し、ちょっと変わったアングルの映像収集にも活用できるそうだ。

親子関係を良好にする“究極ぬいぐるみ”

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ヒミツのクマちゃん(9,980円:タカラトミーアーツ7月発売予定)

最後に紹介するのは、「ヒミツのクマちゃん」。これは、子持ちのビジネスパーソンの休日の親子関係を深めるのに威力を発揮しそうなおもちゃだ。見た目はかわいいクマのぬいぐるみ。だが、その実力は侮れない。無限の会話パターン、外国語も堪能、あいさつ、しつけ、さらに勉強もできる…など、これまでのコミュニケーション型トイの能力をはるかに凌駕する。なにより、声掛けへのリアクションが驚くほど早い。

まさに映画「TED」の世界がそのまま実現したような完成度だ。現代のテクノロジー技術もここまできたのか…と思わずうならさせるスーパーおもちゃ。一体そのメカニズムはどうなっているのか…。なんとしても知りたいが、メーカー側は一様に口をつぐむ。なぜなら「ヒミツのクマちゃん」だからだ。それでも瓦版では、このおもちゃが親子関係の深化に役に立つと確信している。根拠はない。

以上、多くの魅力的な最新おもちゃの中から独断厳選の6製品を紹介した。おもちゃといえば子供のもの、は確かだが、昨今は大人も楽しめるおもちゃも多数ラインナップされている。なにより、ビジネスパーソンが、より良い仕事をするには「遊び心」がなければいけない。童心に帰りつつ、凝り固まった脳みそをグニャリとほぐし、明日への活力とすることが、大人のおもちゃの楽しみ方といえるだろう。

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