働き方

改造してオンナらしくなるために

投稿日:2014年9月4日 / by

お毒 改造完了! 目をパッチリさせてたるんだおなかを引き締めたわよ。これで秋に向けてのグレードアップに抜かりなし。

猫田先生 別に変ったようには見えねぇんだけど…。パッチリっていってもそもそも線みたいに細い目をどんなにパッチリしても大して変化しねぇだろ。思いっきりメスを入れるんなら別だけどな。

毒舌家

お毒 失礼ね! ガッツリ、メス入れてますけど…。

物知り

猫田先生 それより改造といえば安倍内閣だろうな。アッチは女性閣僚が増えて、オンナらしくなったな。女性活躍担当相なんてのもできて、阿部総理の女性活用の本気度を形でもあらわした感じだな。

お毒 なにそれ、女性活躍担当? 差別じゃないのかしら。「女性活躍しろ」ってまるで活躍してないから尻叩く担当みたい。いやねぇ。男目線の発想だわ。

猫田先生 女性が活躍することを後押しするための担当だよ。頑張ってる女性をより頑張れるようにするためにいろんなことをやる担当だな。別に尻を叩くわけじゃねぇし、国が率先して女性活用を打ち出せば、古い体質の企業も倣わざる得ないだろ?。

お毒 2020年に女性管理職3割を目指してるんですものね。担当でもつくらないと実現は難しいものね。

猫田先生 そういうことだな。担当する有村治子氏は初入閣。2児の母で、働く女性のロールモデルとしては、ハマってるな。43歳という年齢も絶妙ではある。こないだ、ある女性管理職と話したが、「育児、家事、介護…と仕事は同列。いつも女性は複数のタスクこなすことを強いられる宿命にある。だから、働き方さえ柔軟ならやりくりはそれほど大変じゃない」と言ってたな。やっぱり女性はすごいな。尻に敷かれるのが一番だ。

おっちょこちょい

お毒 女性活用がうまくいったら男性がだらしなくなりそうね。主夫が増えたらどうするのかしら…。

猫田先生 日本史を紐解くと、女帝が君臨した時代が幾度があるが、なぜか生涯独身を貫いた人物が多い。あくまで歴史上の話だが、本当に女性が活躍する世の中になった時、独身女性があふれたら、主夫どころの話じゃねぇな。女性が活躍して、日本は活性化するが、少子化が深刻になって、大ピンチになっちまう。有村大臣は少子化担当も兼務しているんで、その辺のバランスはしっかりと考えるんだろうけどな。

お毒 医学の進歩でオトコが子どもを産めるようにならないかしらね。そしたら主夫もありかもね。アタシも子ども産んでみたいわ。

猫田先生 雄が“出産”する事例はタツノオトシゴがある。育児嚢を持ってんだよな。シュワちゃん主演の「ジュニア」って映画では男性が出産する設定だったな。というか、そんな問題じゃねぇだろっ。男も女もしっかり働いて、子どもをたくさん産んでお互いに協力し合う真の男女平等の世の中にすることがいま一番大事なんだ。男女雇用機会均等法が制定されて何年経ってるって話だよ。

伝衛門 お毒ネェは、一人男女雇用機会均等法歴50年近いでやんすね。

お毒 珍しく知的に言おうとしてるみたいだけどオカマでいいのよオ・カ・マ!

猫田先生 安倍政権では、2020年までにテレワーク導入企業数3倍という数値目標も掲げている。女性が活用するためには柔軟な働き方が必須だからだな。いろいろなことが、2020年に向けて設定され、動いてるんで、まずはそこまではしっかり見届けさせてもらわねぇとな。来年2015年の消費税10%をどうするかっていういきなり超難題が横たわってるけどな。

 

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