働き方

ランニングを快適にする新概念のパンツの中身

投稿日:2014年1月31日 / by
Flyweight Racing Short(フライウェイト・レーシング・ショート)

胴回りに6つのポケットを配し、機能性と収容性を両立

営業マンAは会社のダイエット企画に参戦。半年で10キロの減量を目指している。作戦はいつも食事制限だ。「1日一食は僕の必勝パターン」と豪語するAも五十路目前。代謝は確実に落ちており、これまでのペースでは体重計が変化しなくなってきた。

そこで気合を入れてランニングを取り入れることにした。週末に計20キロが目標だ。ダイエット企画があることもあり、ここまでは順調に走り込みは続いている。だが、一つ問題が発生した。食事を減らしているせいか、途中でガス欠を起こしてしまうのだ。5キロほど走ると、目の前にかつ丼やハンバーグの幻影が浮かんでくる…。

ダイエットがうまくいっても体を壊しては身も蓋もない。思案の末、Aは栄養補給のゼリーとスポーツドリンクを携帯することにした。とりあえずウエストポーチに入れて走ってみたが、どうも腹回りが刺激されて走りづらい。ランニング用のリュックも使ってみたが、少し大げさで違和感がある。いまはとりあえずウエストポーチを使用しているが、満足はしていない。

 

ウエスト部ながら収容力は抜群

ウエスト部ながら形状と素材の工夫で収容力は抜群

ゴールドウィンから2月中旬に発売される「Flyweight Racing Short(フライウェイト・レーシング・ショート)」(8,600円・税別)は、新概念のランニング用ショートパンツ。大きな特長は、ウエスト部分に6つのポケットを配し、収納力をアップしたことだ。パンツのポケットは通常、サイドの切れ込みから太ももへ続くタイプが一般的。だが、同製品では腹回りに均等に6つのポケットを設置する。

一般的な位置にあるポケットは、収納力は大きいが、ランニングの際、モモの動きで収容物が常に動き、ランニング動作に支障をきたす。一方、ウエスト周りのポケットでは、モモの動きから完全に隔離され、ストレスなくランニングに集中できる。おまけにポケット部には吸汗速乾のストレッチ素材を採用しており、内容物は振動や湿気からも保護される。

最適なウェアがみつかり、Aはがぜん気合が入っているが、同時にある心配が頭をもたげている。Aは典型的な洋ナシ型肥満。ポッコリおなかが腹回りのポケットでさらに強調されることを懸念しているのだ。「カッコ悪りぃ。とりあえずかさばるモノの携帯は避けよう」。気合十分のAは早くもダイエット企画に勝った気でいるが、周囲は「大事なのは見た目じゃなく中身なのに…」と少々冷やかな視線でその行く末を見守っている。

 

 

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