花粉カット率が限りなく100%に近い対策メガネ

上の穴にそろそろトラブル発生の予感

フィット感にすぐれる素材を使用し隙間を極小化

営業Hは、最近絶好調だ。長年訴えてきたトイレのウォシュレット化がついに実現したのだ。これまでは、わざわざ社外のトイレに出向いていたが、その無駄がなくなり、バリバリと仕事をこなしている。ささいなことも社員の士気向上につながるのだから、オフィス環境整備をバカにしてはいけない。

ところが、一難去ってまた一難。“下”の問題が解消されたと思ったのも束の間、なんと今度は“上”の問題が発生。10年来の付き合いの花粉症だ。まだ、影響は出ていないが2015年は例年より早く、2月上旬から飛散が始まるとの予報だ。穴に関する悩みが尽きないHは、快適になった社内トイレにこもりながら、花粉対策を思案している。

最有力は強力なブロック力誇るメガネ

花粉症治療注射も検討したが、副作用があるらしい。もっかのところ、有力候補は、メガネスーパーの花粉対策メガネ「花粉ブロッカー　Premium」（7,980円・税抜）だ。その名の通り、昨シーズン大好評だった花粉ブロッカーにさらに機能を追加した最強バージョンである。

前モデルは、フードにより花粉をブロックし、曇りにくいレンズを採用することでマスクとの併用でも快適性がキープされ、好評だったが、新型はさらに鼻パッドとテンプル部分を調整可能とし、加えてフードの素材を弾力のあるエラストマー素材に変更することで顔にジャストフィット。花粉カット率99.1%を実現した。

ガードは取り外し可能で、普段用のメガネとして活用できるので、近視のHにとっても好都合。すっかり居心地がよくなったトイレで、Hは気が付けば30分以上も試案を続けた。これでは無駄になった“出張トイレ拝借”の時間が相殺されてしまいそうだが、いまのところ、Hの営業成績は、順調に上昇カーブを描いている。