働き方

仕事を選ぶということは人生を選ぶということ

投稿日:2013年11月11日 / by 瓦版編集部

「社労士が考えるこれからの働き方」vol.1 働き方とは?

働き方についての考察

note「あなたの働き方は?」と聞かれて、皆さんはどんなことを思い浮かべるでしょうか?

職業で考えてみれば、サラリーマンという働き方、会社を経営する社長という働き方、個人事業主いわゆるフリーランスという働き方などがあります。

また、仕事に対して考えてみれば、やりがいや出世を求めた仕事を中心とした働き方、子どもや趣味の時間を大切にしたプライベートと仕事のバランスをとった働き方、空いた時間を活用して社会との接点を持つためのプチ就労といった働き方などがあります。

このように、働き方はその人の生き方、すなわち価値観を表したものであると言えますが、現代社会のように情報が氾濫し価値観が多様化した世の中では、その人が望む働き方をしており、その仕事が誰かの役に立っているのであればどの働き方も正解だと考えます。

定期的に経営者の勉強会などに参加していますが、優秀な経営者には共通する考え方があり、その中の一つに「仕事とは人を喜ばせるために存在し、自分の人間性と能力を成長させる」というものがあります。

なぜ自分は働くのか、この仕事を通して何を実現したいのかという意識、すなわち、働く目的や哲学が明確であれば、能力を全開できるし、高められる。そして、それが人を喜ばせる最高の結果につながるということです。

アメリカの大学生における仕事に対する意識

ここに面白い例があります。

アメリカのUniversum社が調べた学生の就職希望ランキングをご存じでしょうか?
http://universumglobal.com/ideal-employer-rankings/student-surveys/usa/

2012年の文系の学生のランキングを見ると、日本では考えられませんがTeach For America(以下、TFA)という、全米から優秀な大学生を集めて教師として、国内の教育困難地域に派遣するプログラムを運営する教育NPO(非営利団体)が3位に入っています。Google(4位)やApple(6位)よりも上位であることからも、アメリカの大学生の働き方を選ぶ基準に社会貢献や公益性が強く表れていることがわかります。

この流れは日本の学生にも少しずつ表れており、優秀な学生の一部には、就職先を選ぶ基準に社会貢献度や公益性を挙げ、上場企業を蹴って中小企業へ就職する者も出てきています。

自分にとっての働き方

働き方は生き方なので、自分はなぜ働くのか、自分の能力は何に使うべきか、そして自分は誰を喜ばせたいのかを真剣に考えれば、これまでの常識的な選択とは異なる選択肢が出てきてもおかしくはありません。

既存の仕組みや制度を活用して自分の働き方を実現する、自ら仕組みや制度を作って働き方を実現するなど、働き方の実現にはさまざまなアプローチがありますが、次回以降は社労士の立場からみた、日本での働き方とそれに関わる労働環境や制度等をご紹介し、これからの働き方を考えるうえで参考にしていただければと思います。


toyoshima豊嶋 正暁 (Masaaki Toyoshima)
立教大学法科大学院卒、熊本生まれ、宮城育ち。
22歳で行政書士、23歳で社会保険労務士の資格を取得し、大学院卒業後、豊嶋社会保険労務士事務所へ入所。専門は就業規則、解雇や未払い残業、パワハラ・セクハラ、メンタルヘルス、ローパフォーマーなどの労働問題。『会社のリスクを徹底的に排除し、生じた問題は最小限に押さえること』をテーマにとして業務に取り組んでいる。
(有)人事・労務サポート専務取締役 (社会保険労務士、行政書士)
Facebook:https://www.facebook.com/masaaki.toyoshima.9
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