働き方

“細胞レベル”の計測精度誇る次世代の体組成計

投稿日:2015年6月9日 / by

世界初の指標取り入れた最先端体組成計

松村邦洋

筋質点数で対照的な結果を披露した西内(左)と松村

次世代の健康管理は“細胞レベル”で。タニタは2015年6月9日、超高精度な体組成計の発売を発表した。細胞全体の情報を取得する高周波などを取り入れたプロ仕様の計測技術を採用。世界初の「筋質点数」を導入する最上位の健康計測機器に仕上がっている。

「タニタの一つの到達点」と同社国際商品部の池田雅紀氏が評した同社の最新マシン。とことん計測結果の正確性にこだわった同機は、プロ仕様の体組成計に導入する細胞全体の情報を取得する高い周波数と細胞外の情報を取得する低い周波数の2つの電流を使うデュアル式の計測技術を採用することで、細胞レベルの変化を反映した超高精度計測を実現する。

体組成計測における新指標「筋質点数」は、このスーパー精度の実現により可能となった。文字通り、筋肉の質、つまり、筋肉の量にとどまらず、その質を可視化することで、より厳密なボディ管理を実現する。例えば、同じ筋肉の量の2人がいたとする。一人は運動習慣あり、もうひとりはなし。そうすると、当然、前者の筋質点数が高くなる。これまでなら、この2人には数字の上での明確な違いは出なかったが、新指標により、より正確なデータが取得でき、ボディメイキングにおいてやるべきこともよりハッキリと探り出せる。

デブとモデルの決定的違いとは

この日、会見に参加した松村邦洋と西内ひろ。体組成計がテーマの中で、何とも分かりやすい組み合わせとなったが、意外な事実が判明する。松村の筋質点数は「48点」と予想通りだったが、なんとこれでも年齢標準では49点に一点足りないだけ。見た目と裏腹に松村が意外に筋肉量が多いことを同機が正確に読み取っていたのだ。実際、松村は、最近、運動を定期的に実施。毎朝6時に起き、ラジオ体操、オリジナル体操、ウォーキング2キロを行っているという。「ただ、終わった後、ファミレスでドカ食いするんですけどね。ご飯も質より量なんですぅ」と松村は、努力の割に体型が変わらない謎の原因を自ら告白した。

デュアルタイプ体組成計

スマホアプリに対応したRD-902、RD-903

一方の西内は、筋質点数「92点」。平均の60から87点を大幅に上回る、さすがのハイスコアを示した。その秘訣については「とにかく動くことが好き」という通り、ランニングにスイミングなどのトレーニングを、毎日みっちり行っていることを明かした。デブ芸人とモデル。比べること自体がナンセンスだが、やはり、体型キープにはたゆまぬ努力が何よりも大切、ということだ。

昨今は、「健康」を経営と紐づける企業が増えつつある。不健康では生産性が下がり、結果的に業績に悪影響を及ぼす、という考え方からだ。そうなると、社員個々の自己管理はもちろんだが、体のデータを正確に測る機器も重要になってくる。“次世代の体組成計”として誕生したタニタの最新計測マシン。スマホアプリに対応した機器もあり、ビジネスパーソンにとっては、仕事道具と同等の必携アイテムとなってくるかもしれない。

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