働き方

主婦が再就職するための方法と対策とは

投稿日:2016年6月13日 / by 瓦版編集部

主婦の再就職市場は急激に拡大中

主婦の再就職が難しい状況は大幅な改善傾向にある。厚生労働省が発表した一般職業紹介状況によると、求職者1人に対する求人数を表す有効求人倍率は、平成21年の0.47倍から上昇を続けており現在は1.3倍を超えている。つまり「働き手」が足りていない状況ということ。

ベビーカーと女性

働き手を増やすために、国は女性の活躍を推進している。例えば東京都は「女性しごと応援テラス」を設置して女性の就職支援を行っている。再就職を実現する女性も増えて、実績は上々だ。以下でも紹介している通り、女性を対象にした就職サービスも充実してきているため、ぜひ一人で悩むのではなくまずは積極的に利用してみて欲しい。

主婦が再就職するための方法とは

ブランクが長かったり、社会経験が少ないという人も多いだろう。学生や転職希望者に比べ、就職活動に二の足を踏んでしまうのも無理はない。ここではタイプ別におすすめの就活方法を紹介する。

女性の転職サイトを利用して就職活動

一般的な転職サイトでも「女性が働きやすい」、「子育てしながら働ける」などといった条件で会社を探すことはできるが、女性に特化した転職サイトならさらに多くの女性向け求人が見つかるはず。何より女性の転職サイトなら、女性と企業がマッチングしやすい状況がすでに出来ているのだから利用しない手はない!

こんなメリットも
  • 企業によってはスピーディに就職が決まることも
  • 職歴やスキルを登録しておくと、企業側から声がかかることもある

マザーズハローワークを利用して就職活動

マザーズハローワークは、仕事と子育ての両立を目指す人の支援を目的として運営されている。子育てと両立しやすい企業探しはもちろん、マザーズハローワーク、ハローワークのマザーズコーナーはなんと子供を連れて行ける環境も整えている。また子育て支援に関する情報提供も行っており、子育てする母親、父親を多角的にサポートする役割を担う。担当者制であるため、様々な悩みや不安を相談できるだろう。

こんなメリットも
  • 仕事だけでなく子育ての情報も得られる
  • 担当者に就職についての様々な相談が可能
  • 自宅近隣の求人情報が豊富

就職サポートのあるスクールで就職活動

子育てでしばらく仕事から遠ざかっていた人は、スムーズに再就職できるのか不安な人も多いはず……。確かにビジネスの現場はすさまじいスピードで変化し、数ヶ月前には通用していたスキルや知識がいまや古いものになっているということも少なくない。再就職を前にして「私の強みって何だっけ?」と考え込んでしまう人もいる。そんな人は、先進のビジネス知識を学び直してみてはいかがだろう?

オンラインスクールのiShineなら、コミュニケーション、プレゼンテーション、企画などビジネスに必要な基礎スキルを磨くことが可能だ。他に「経理・財務」、「web制作」、「マーケティング」など、再就職する上で役立つスキルも習得できる。

詳しくはiShineのHPをチェック>>

そしてこれらの過程を修了すると、スキルや希望に合わせて就職支援まで受けられるため、スキルアップ~再就職という理想の流れが実現するのだ。自宅に居ながら学習できるオンラインスクール、通学の必要がないため時間を有効に使いながらスキルアップできるだろう。

こんなメリットも
  • オフィスワークへの就職に高い実績がある
  • ブランクがあっても、働く感覚を取り戻せる
  • スキルを身に付けた上で就職できるので、異業種も目指せる

主婦が再就職するための採用選考必勝法

子供を抱える女性

履歴書・職務経歴書

再就職であろうと転職であろうと、履歴書の書き方は変わらない。
空欄を作らず、嘘偽りなく、心を込めて丁寧に書くことが大切だ。

注意したいのは、職歴欄の書き方。職歴(と学歴)のみ記入し、主婦としての経歴はそれ以外の欄に記載するのがマナーだ。結婚や出産を理由に退職していたとしても、職歴欄の退職理由は「一身上の都合」としておこう。

職務経歴書も必須だ。ブランクがあったとしても、堂々と書いて提出しよう。志望先で生かせる資格やPCスキル、アピールポイント等も盛り込みながら、1枚でまとめるのが望ましい。
職歴がないからと言って、提出しないのは厳禁。アルバイトやパート経験があれば記載しよう。自分にできることをアピールする有益な情報だ。ボランティアやPTA活動、趣味の活動、家事なども、振り返ってみるとコミュニケーション能力やタスク管理力に繋がっている部分があるはずだ。こうした情報であっても、書かないよりははるかに良い。

志望先の企業に郵送する際は、送付状も忘れずに同封しよう。

志望動機

履歴書にも記入し、面接でも必ず聞かれるであろう「志望動機」。ここが曖昧だとまず採用はされないと思っていい。必ず明確な志望動機を用意しておこう。

主婦が再就職する際の志望動機として多いのが、「お金が必要」「自宅から通いやすい」「子供が手がかからなくなったから」…というもの。NGではないのだが、これだけだと面接官に「それならウチじゃなくてもいいのでは?」と思わせてしまう。自分の都合しか見ていないのもマイナス点だ。「なぜその会社が良いのか」「自分がその会社で何ができるのか」を中心に志望動機を固めるべきである。小さな子どもがいる場合には、どれだけ時間に融通がつけられるか、遅刻や欠勤がないよう努力するかを、前向きな言葉でアピールしよう。

面接

面接を受ける場合は、一般的に聞かれる質問を把握して準備しておこう。主婦が再就職する場合は、ブランクがあるからこそ聞かれる質問もある。必ず質問の意図を読み取った上で回答するようにして欲しい。

「どうして復帰しようと思ったのか」

この質問では入社や仕事への意欲が問われている。「暇ができたからなんとなく」では採用されないため、何を実現したくて復帰するのかを面接官に伝えられるようにしておこう。

「効率的な仕事ができるか」

面接では子育てと仕事がきちんと両立できる人物かどうかも見られる。子供が小さく、早めに帰宅する必要がある人はとくにしっかりと答えを準備しておきたい。効率化のために前職で行っていた工夫を話すと伝わりやすいだろう。

「保育園から呼び出しがあった時はどうするか」

周囲からどの程度サポートを受けられるのか、保育園の環境はどのくらい整っているのか、早退する場合はどのように引継ぎ対応するかなども踏まえて答えよう。「当然すぐに向かいます」では会社に不安しか与えない。

「家族は働くことに賛成しているか」

こちらの質問も周囲のサポートがどの程度受けられるのかを聞かれている。これに「NO」と答えるという選択肢はないだろう。誰からどのようなサポートを得られるのか、それが難しければ保育園ではどのように子供を預かってもらえるのか、あるいは子供が大きければひとりでも留守番していられる旨などを伝えるとよい。

「ブランクをどう解消していくか」

主婦が再就職するとき、人によってはカンが取り戻せず苦労することもある。このような壁にぶつかったときに努力できる人なのか、工夫できる人なのかが問われている。可能なら「スムーズに職場復帰するために今このような勉強をしている」というようなことを伝えられるとよい。すでに努力できているなら、入社してからも問題無いだろうと判断してもらえるはずだ。

「残業や休日出勤はできるか」

頻繁に残業や休日出勤が起こらない会社でも、念のためにと聞かれることもある。このような質問には「できます」と答えたくなるが、実現できそうにないなら正直に答えるのがよい。ただし「いざという時は可能な限り対応できるよう努力する」ということを付け加えると、柔軟に働く意志があることは伝えられる。

主婦の再就職のタイミングはいつがいい?

子供と遊ぶ母親

仕事復帰のタイミングは、妊娠が判明した時から夫婦で考え始めておくべきだ。育児支援制度、保育園、周囲のサポートなど様々な点を考慮して考えよう。

産休明け

産休とは出産予定日6週間前から産後8週間で取得できる休暇のこと。申請すれば誰でも取得できる制度だ。産休明けに仕事復帰する場合のメリットは、復帰後にカンが取り戻しやすく、職場環境が大きく変わっている可能性が低い点にある。

ただし保育園探しには一刻の猶予もない。スムーズに見つからなければ、産休明けの復帰は厳しい状況に追い込まれるため、産休に入る前からあらかじめ保育園探しをしておくのが良いだろう。

育休明け

育休とは産休明けから子供が1歳になるまでの1年間に取得できる休暇。育休を取得することには、慣れない子育てにしばらく集中できるというメリットがある。とくに初めての子供ならなおさらだろう。昼間の時間を育児や家事の時間に使えると、少しだけでも心に余裕を持てるものだ。

一方でこちらも保育園探しは簡単ではない。1~2歳の子供を保育園に預ける親は多いため、より倍率が高まるのだ。「保育園探しの期間が1年もある」ではなく「1年しかない」と意識しよう。

子供が小学生以上になってから

この場合は復帰ではなく再就職になるだろう。メリットとしては、子供の教育環境をいくつかの選択肢から選べることが挙げられる。保育園か幼稚園か、あるいは自宅なのか……費用や教育方針から吟味できるのだ。

しかし収入ダウンの期間が長いのは大きなデメリット。子供が生まれると出費は増える一方だからだ。またブランクが長いため、就職活動や仕事はじめに戸惑ってしまうこともあるだろう。以前の常識やツールなどが激変している可能性もあるため、復帰のための努力は欠かせない。

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