働き方

ナマズが“うなぎ”になる日がやってきた…

投稿日:2015年7月6日 / by

うなぎ味のナマズが誕生

これがうなぎ味のナマズ重。見た目はまずまず

これがうなぎ味のナマズ重。見た目はまずまず

デザイナーYは、最近疲労がたまっている。寝れない、疲れが取れない、食欲がない…夏が来る前にバテテしまい、生産性も大幅に下がっている。大好物のウナギならたらふく食べたいが、高騰で3年前から口にしていない。そんな中、ちょっと注目のニュースが目に留まった。うなぎ味のナマズが開発されたというのだ。

いまや養殖のトップブランドといえる近畿大学が開発した。2009年から研究を続け、ついに実現した。ポイントは、ナマズの泥くささと脂質の少なさ。これにより、うなぎには程遠かったが、「餌のコントロール」と「水質のコントロール」の重要性に着目し、味を改良した。

将来はうなぎの半値以下で提供も

日本産マナマズの最大のメリットは、種苗生産技術が確立されているため完全養殖が可能な点。これにより、大幅に漁獲量が減少したうなぎに代わり、今後、なまずが土用の丑の日の暫定主役になる可能性もある。まだまだ課題はあるが、より高品質を目指し、2015年7月24日には「近畿大学水産研究所」の大阪店、銀座各店舗で、先着30食が試験販売される。

一食2,200円、と価格はまだホンモノ並みだが、同大では今後普及を図り、日本うなぎの半額以下の価格帯での提供を目指す。研究に一役買うため、Yも今年は久々に奮発してうなぎ味のナマズを銀座店へ食べに行く予定だ。もっとも、Yは味以上に疲労回復効果をしっかりとチェックするつもりだ。

 

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