働き方

“夏太り”には要注意

投稿日:2014年6月20日 / by

なぜ夏に太るのか

夏本番を前に、制作部のMは、気を引き締めている。社内のダイエット部で着実にウェイトダウンし、ここまでは5キロ減と順調そのもの。夏はより原料が加速しそうなものだが、どうやら違うようなのだ。いまや“夏太り”が新常識になりつつある。

生活トレンド研究所調べ

生活トレンド研究所調べ

生活トレンド研究所(http://allabout.co.jp/trend_lab/)が、首都圏在住の20~59歳でフルタイム勤務の男女877名に、昨夏の体重の変化を聞いたところ、25.1%が「増加した」(「増加した」、「やや増加した」合計)と回答。「減少した」(「減少した」、「やや減少した」合計)人と比べると、8.7ポイントも高かった。例年の夏についても、「増加した」(同)人は21.4%と、「減少した」(同)人よりも7.3ポイント多い結果となった。

理由について専門家(「食事ダイエット」ガイド/管理栄養士:浅尾 貴子氏)は「夏は食欲が落ちることを言い訳に、“炭水化物単品食べ”をしてしまいがち。“炭水化物単品食べ”が続くと摂取したエネルギーを活用できず、身体がだるくなったり、体脂肪や体重が増えてしまうという”栄養失調太り”になってしまいやすくなります」と解説する。

夏バテで食事量が減っても食事バランスが乱れることで、摂取エネルギーの活用が不十分になり、体脂肪や体重が増えてしまうというわけだ。Mも毎年夏バテし、おにぎりや麺類だけを流し込んでいた。てっきり痩せていると思っていたが、実は体内では脂肪が増殖していたのだ。目標は秋までに10キロ減。夏は山場となるだけに、Mはバランスのいい食事で夏を乗り切ろうと決意も新たに目標を見据えた。

 

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