働き方

春眠暁を覚えず

投稿日:2014年3月27日 / by 瓦版編集部

お毒 あ~眠い。この季節はいくらでも寝たいわよね。

猫田先生 春眠暁を覚えずだな。年の割にはしっかり寝れてるみてぇだな。

毒舌家

お毒 なによ、失礼ねっ。

物知り

猫田先生 実は先日、厚労省が「睡眠を健康的にとるための指針」を11年ぶりに見直したんだ。そこでポイントとなったのが、世代ごとの注意点を盛り込んだことなんだな。それによると10代前半までは8時間以上、25歳はおよそ7時間、45歳はおよそ6時間半、65歳はおよそ6時間が目安として示されたんだ。だから…。

お毒 あらやだ、アタシは10代だからたくさん寝たくなるってわけね。いい見直しをしたわね。春は9時間は寝たいわね。

猫田先生 ちょっとボケも入り始めたかね…。要するに、適切な睡眠時間は、年齢とともに短くなるってことなんだ。だから眠れないからと無理に寝床へ入らず、眠くなったら寝るようにするのが、より健康的に眠りにつながるってことだ。以前は8時間は寝なきゃいけない、といった考えが浸透していて、眠くもないのに寝床へ入り、かえって眠れなくなる悪循環に陥ってる人もいたんだな。

おっちょこちょい

お毒 なるほどね。じゃアンタは、短い睡眠時間でよくていいわけね。

猫田先生 ワシは昔から6時間で十分だったな。寝床へ入るとコロッと寝て気が付いたら朝なんだよな。でも現実には、不眠の人は年々増えてるようだな。睡眠不足は、仕事してる人間にとっちゃ大問題。日中の作業効率が下がり、結局定時に仕事が終わらず、長時間残業をして、心身疲れ果て、眠れなくなり、翌朝を迎える。そして作業効率が悪い状態のまま仕事につき…と結局、負のスパイラルにはまり込んでしまうんだな。専門家は、どうしても睡眠が不足していると感じるようなときは、30分以内の昼寝が効果的といってるよ。

お毒 昼寝公認の会社も少しずつ増えてるみたいね。確かに眠くてしょうがないときは10分くらい昼寝するとスッキリするものね。

猫田先生 昼寝を叱って無理に働かせるより、眠い人間には昼寝を許し、リセットした上でスッキリ爽快に仕事に取り掛かってもらった方が、確実に効果的だよ。そもそも、居眠りしてもしっかり結果を出してればいいわけで、成果には無関係だからな。でも昔、ある重要会議で大いびきをかいて居眠りするやつがいたときにはさすがにドン引きしたな。一瞬脳関連の疾患で意識を失ったのかと思ったが、単なる爆睡だったよ。

伝衛門 バ、爆睡っ。あっしは寝てませんぜ…。 

お毒 よく言うわよっ。顔は寝あととヨダレでぐちょぐちょじゃないの。ホントに起きてたなら今まで何話してたか言ってみなさいよっ。

伝衛門 えー、あのーつまりですね、消費税が4月からアップするからどうたらこうたら…。

猫田先生 これからの働き方のキーワードとして多様性が注目されているが、実はそれを本当に機能させるためには、個々のバックグラウンドなどにも配慮していく必要が出てくる。例えば女性や高齢者は短時間労働にするとか、外国人に無理に日本のやり方を押し付けないとか、な。その延長には、個々の体調や状況への寛容さも大切な要素となる。眠い人は昼寝をしていいだろうし、体調が悪い時は自分の裁量で仕事を早めに切り上げるとかな。決して緩くする目的じゃなく、生産性を最大化することが一番の目的だな。やっぱり人間は百人百様だから、一律には縛れない。縛れたとしても弊害が出る。これからの社会は、個々の力がより良く発揮できるようになっていくだろうし、そうならなきゃいけねぇだろうな。目指すは日本型の自己責任社会だな。

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