働き方

営業マンは歯が命

投稿日:2015年3月23日 / by

0087_acessベテラン営業マンHは最近、歯茎がむずむずし、冷たいものが歯にしみる。愛犬に顔を近づけると心なしか嫌がっているようにもみえる。口臭があるのかもしれない。重大な影響もないので、特に何か対策をしているわけではないが、実はNには、すでに歯周病の影が忍び寄っている。

歯周病は、歯ぐきのみに炎症がみられる「歯肉炎」と歯を支える骨の吸収を伴う「歯周炎」の総称。自覚症状なく進行することから「サイレントディジーズ」ともいわれる。たかが歯周病、と放置していると歯を失うことになりかねない恐ろしい病気であることをしっかりと自覚しておく必要がある。

「歯周病は、なってしまってしまうと治療がとても大変です。しかい、意識することで予防はできます。まずは毎日の歯磨き。歯磨き粉は、研磨剤不使用のモノがおススメです。また少なくとも半年に1回は歯科医院での検診をおススメします。日々の丁寧なケアと定期的な検査で、大半の歯周病は予防できます」と東京皮膚科・形成外科 歯科医櫻井千春氏はアドバイスする。

まずは歯磨きから。入れ歯だけは回避したいNは心に決め、歯磨き粉を新調することにした。いままでは何も見ずに値段だけで購入していたが、今回は「第3種医薬品」と記された佐藤製薬の「アセス」を“指名買い”した。歯ぐきの腫れや口臭にいいと書いてあるので間違いないだろう。研磨剤も不使用というから、対策にはもってこいだ。

ただし、少しだけ不安もある。歯周病重症度セルフチェックシートでチェックした結果、かなり高い点数が出てしまったのだ。予防はできるが治療は困難。その言葉がほんとうなら、いまの自分はどっちなんだ…。そんな不安を感じながら、朝昼晩の食後、「予防、予防」と言い聞かせ、せっせと歯ブラシをフル回転させている。

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