働き方

間違った朝の歯磨きしちゃってる人、80%

投稿日:2015年7月13日 / by

healthbookライターKは、3か月前から起床直後に歯磨きする様にしている。取材で知り合った美容家に教えてもらい、何気なく始めたが、いつの間にか習慣化した。以前よりも口の中のスッキリ感があるものの、それ以上にバタバタした朝に最初に歯磨きを終えていると余裕があるのが一番の効能だ。

正直、ハッキリした効果は感じ切れていないが、先日発売された本を見て、なるほどうなずかされた。「長生きする人は唾液が多い」(フォレスト出版)。この本には、唾液の力についてさまざま角度から書かれており、口から全体の免疫力アップが目指せる、と記されている。

まずは唾液量のチェックリスト。

□むせやすい

□咳が出やすい

□風邪をひきやすい

□毎年インフルエンザにかかっている

□虫歯になりやすい

□歯周病である

□口臭が気になる

どうだろうか。どれかが当てはまる人は唾液量が減っている可能性がある。同書には、間違った歯磨き習慣についても触れられている。それが、食後の歯磨き。食後は食べたものを消化するために大量に唾液が出ている。最も自浄作用が働いているタイミングに歯を磨くのは、唾液の効能を台無しにしているワケだ。残念ながら、日本人は約8割が朝食後に歯を磨いているという。

起床直後は、口腔内に細菌数が最も多く、これらの菌によりつくられる歯周病を引き起こす毒素の濃度が最も高く、歯垢も最高濃度で付着している。だから、洗浄のタイミングとしてはベスト。逆に、朝食後に歯磨きするということは、これらの菌を全てのみ込んでから歯磨きをしているわけで、“事後処理”みたいなものなのだ。

本を読みKは、あの美容家の言っていたことそのままだ、と今さらながら感服した。同時に、これだけはマネしよう、と直感で思った自分にも少し感心した。その美容家は、80歳を超えてなお美貌を保っていたが、まさにこの本のタイトルの通り。当たり前のように朝食後に歯磨きしていた皆さん、ちょっとだけ順番を変えてみてはいかがですか。

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