働き方

知らずにやってませんか? 女子社員のやる気を消失する上司の最悪地雷行為

投稿日:2015年8月19日 / by

いまが理想の自分の女子は1割未満

女子社員をやる気にさせるには

女子社員をやる気にさせるには

いまは理想の自分になれていない女子は、なんと9割以上。アメリカのアパレルブランドGap(ギャップジャパン株式会社 東京都渋谷区)が、全国の10~40代の女性309名に対し実施した、「女の子の可能性に関する調査」で分かった。

理想が高すぎるのか、女子とはそういう生き物なのか…。調査が弾き出した結果は、何とも残念であり現実的といえる。なぜ、多くの女子が不満を抱えているのか。

調査では自分の才能に自信のある女性が、28.1%となっている。4人に一人以上は自身のある女子がいるわけだが、裏を返せば7割以上が自信がないことになる。その理由について、「外見」と「他人との比較」が上位に挙がっている。特に他人との比較については、自信がある人がわずか2.9%となっている。

女子がひたすら気にするのは他人との比較

非常に多くの女性が年がら年中「ダイエット中」と口にしているのは、まさにこうした他人との比較において劣等感を感じているが故なのかもしれない。人間が3人集まれば、男性を上を見、女性は横を見るといわれるが、女子はとりわけ周囲の女性が気になるようである。

過去にやりたかったことをあきらめた理由はなんですか(ギャップジャパン調べ)

過去にやりたかったことをあきらめた理由はなんですか(ギャップジャパン調べ)

調査ではその他、もっと才能があったら挑戦したかった(81.9%)、やりたいことにチャレンジしなかったことを後悔している(75.4%)などの結果も出ており、女性の部下を抱える男性上司にとっては、いかにして女子社員のモチベーションを高めるかの参考となりそうだ。

これらの結果を踏まえ、確実にいえることは、女子社員を他の女子社員と比較することはできる限り避けるべし、ということ。その上で、強みを見出し、積極的にチャンスを与えることが、女子の可能性を引き出し、そして高めるための最低限の心得といえそうだ。

 

 

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