働き方

ママさん管理職が駆使する家事ロボット

投稿日:2014年2月7日 / by

ママさん管理職Tは、本当に多忙だ。家では旦那と3人の子供の世話。会社では5人の部下を抱えるマネージャー。それでも、役割を水準以上にこなし、いつも笑顔でストレスなど微塵も感じさせない。驚きは、そんな過密スケジュールでも毎日が「ノー残業デー」ということだ。

確かに仕事は早いし、指示も的確で無駄がない。ダメ部下も半年もすれば、Tの手足として戦力に成長する。「他の管理職の倍は仕事スピードが速い」と評する社員もいる。それにしてもその業務量を考えれば、残業なしは、驚異的だ。

「仕事は忙しい人に頼め」といわれるが、何でも的確にこなすTには、仕事が殺到している。通常なら、パンクしてもおかしくないが、Tはいやな顔一つせず請け負って、そしてサラリとこなす。おまけに美人。まさにいうことなしのスーパーレディなのである。

カンアーク

たかが缶切りだが、バカにしてはいけない

Tにしてみれば、自分の仕事が早いという評価などまるで関係なく、早く帰る理由があるから仕事もきちんと段取り、無駄なくスピーディーにこなしているだけだ。内心では「非常階段での喫煙タイムを3分だけでも減らせばいいのに…」とも思っているが、わざわざ指摘する気はサラサラない。

もっとも、サッサと会社から定時に引き上げてもTには自宅でも“仕事”が待っている。3人息子の食事の用意だ。全員部活に励んでおり、洗濯は毎日だ。もっともスーパーレディのTが、この程度でテンパることはありえない。モノの1時間足らずですべてを終え、夕食後の自分の勉強時間もしっかりと確保する。

家事についての合理化は、さすがというほど徹底している。料理だけは冷凍、レトルトを使わないと決めているが、20分以内で調理することを厳守。床掃除はボール連動型のフローリング掃除ロボット「ロボモップエコ(仮)」、窓ふきも窓ふきロボット「winbot」、缶切りも自動缶オプナー「カンアーク」(3製品とも取り扱いは大作商事)を駆使するなど、“適材適所”で最小労力最大効果を実現している。

女性の活用が叫ばれる中、お手本のような“仕事ぶり”を実践するT。いまでは、ひそかに大抜擢で次期社長候補とのうわさもちらほらと聞こえ始めている…。

 

 

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