働き方

帰宅避難型残業の人は会社に憩いを求めている

投稿日:2016年10月2日 / by

家に帰りたくないから職場にいる。そんな寂しい人も世の中には存在する。独り暮らしが寂しいとか、家族とうまくいっていないとか、とにもかくにも「家にいたくない」という理由があり、さらに、会社の外に憩いの場所を求めようにもなかなか踏み切れず、結局会社にいるしかない人がいる。

これは残業という問題から、大きく逸脱している事例である。社会的に問題となっている長時間労働とは、別の次元で残業を発生させてしまっている。一体こういう人はどうしたらよいのであろうか。

まず自分の環境を変えよ

お家に帰りたくない

問題は残業や仕事ではない、自分の生活環境にある。だとしたら、生活環境の改善がまず最初の解決策になる。
まず問題になっている「家に帰りたくない」理由を洗うのだ。家族との不和が原因なら、コミュニケーションによって解決すべきだし、一人が嫌ならペットを買うなどの選択肢もできる。家に帰りたくなる環境を整えていかなければ、だらだらと会社にいる人間になる。

周りの人間には、まだまだ仕事があるからといって、忙しい振りをしてごまかしているつもりかもしれないが、大抵の場合、周りの人には「あの人は仕事もないのに何となく会社に残っている人」とばれていることが多い。それどころか、会社の人で何人か集まってアフターに食事や飲み会をしたいと思ったとしても、そういった残業をしている人間がいることで、なかなか行動しづらいという意見もある。少しでも仕事に貢献していたり、悩みなどの相談役となっていたりすれば、それはそれで重宝される人間なのだろうが、そういう人材になるケースはまれである。

やるべき仕事が残っているならまだしも、何もないのに残っている人は周りから見てもはっきり言って邪魔物である。仕事が無いのに会社に残っていても、寂しさを埋めることはできないだろう。

会社が好きすぎて家に帰りたくない場合

帰宅避難型の中でも一番稀有な存在が、「会社が好きすぎる人」である。会社が好きすぎて帰りたくない。というパターンである。会社を愛しているのであれば、会社にどれだけ自分が貢献できているかを再度確認する必要がある。一方的な愛情だけでは、厭われるだけなので、自分が会社から好かれる人材かを見極める必要がでてくる。

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