働き方

農業女子が“美の原石”である理由とは

投稿日:2014年11月5日 / by

農業女子もキレイです

農業女子プロジェクト

優秀賞に選ばれた3人。左から古沢さん、星野さん、松本さん

(株)タニタ(東京都板橋区前野町1-14-2、社長・谷田千里)と(株)コーセー(東京都中央区日本橋3-6-2、社長・小林一俊)は2014年11月5日、農林水産省が推進する官民連携の「農業女子プロジェクト」の一環として共同で取り組んできた「農業女子ブリリアントボディー化計画」の優秀者を発表した。参加者は、7月から健康的なからだづくりに取り組んできた。

エントリーした20人の女性農業者の中から輝く農業女子に選ばれたのは、松本知恵さん(ブリリアントボディー賞=群馬県)、古沢昌子さん(アクティブブリリアント賞=栃木県)、星野美樹さん(ブリリアントビューティー賞=群馬県)の3人。タニタの健康プログラムと専門家のアドバイスに基づき磨き上げたボディを、モンベルのフィールドウェとコーセーのメイクで飾った姿は、ホームグランドが農場とは思えない美しさだった。

ナゼ農業女子は磨けばより輝くのか

「一般女性に比べ、農業女子は筋肉量が多い傾向にあります。その中で今回のプロジェクトにより、筋肉量は維持したまま、体脂肪を減らすことができました。健康的で美しい指標として独自に設定したブリリアントボディースコアにおいても87%が維持向上しました」とデータを解析した担当者は、美の原石としての農業女子を解説した。

農業は体を動かすことにより心身の健康が得られる良さがある。一方で、仕事優先の食生活による栄養バランス偏り、紫外線などによる肌へのダメージといった課題がある。今回のプロジェクトでは、こうしたメリット・デメリットを十分に考慮し、メニューをプログラムしたことにより、大きな成果が得られたといえる。

日ごろ、米や大豆を栽培する古沢氏は「このプロジェクトで食に対する意識が大きく変わりました」と語り、美しくサイズダウンしたボディの要因を誇らしげに明かした。野菜を中心に栽培する星野氏は「毎日ブリリアント、ブリリアントと唱えながら取り組みました」と強い意識でプロジェクトに取り組んだことが成果につながったと話した。松本氏は「普段から健康と美容に興味があった。農業は身なりを気にしない仕事ですが、これを機に見方を変えてもらえれば」と話した。

農業女子プロジェクトは、農林水産省が2013年に、女性農業者と企業との協業による新たな商品やサービス、情報を社会に広く発信していく目的でスタート。現在、真野菜の需要創造、女子トイレ開発、フィールドウェア開発、軽トラ開発など、12件のプロジェクトが進行している。

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