働き方

世界の働き手にとって魅力ある業界

投稿日:2013年5月23日 / by

人気がある業界はこちら世界最大級の総合人材サービス会社ランスタッドホールディング・エヌ・ヴィー(本社:オランダ王国ディーメン、CEO:ベン・ノートブーム)は、働く人をひきつける「エンプロイヤーブランド・企業魅力度」を調査するランスタッドアワード2013を実施し。2013年5月23日、その調査結果を発表した。今回は、過去最高の世界18の国と地域で14万2千人以上が対象となった。

世界の働き手にとって最も魅力的な業界には、2年連続して情報通信・コンサルティング(48%)、と自動車・輸送用機械(46%)が選ばれた。医薬・化学(40%)、日用消費財(39%)がそれに続いた。

年代別では、25歳以上の世代にメディア、行政、日用消費財が、18~24歳の若年層には情報通信・コンサルティング、ビジネスサービス、そしてエンジニアリングが上位に名を連ねた。

カナダ、米国ではハイテク産業が世代を問わず最も人気を集め、アルゼンチンでは情報通信・コンサルティングが、シンガポールでは観光・レジャーが支持を集めた。

日本では18~24歳の若年層にインターネット・コンテンツが、25歳以上の世代には食品・飲料が昨年に引き続き魅力ある業界となった。

各国の魅力ある企業については、世界を通して自国の企業が上位を占める傾向にある一方、アルゼンチンやインドのようにTop 3全て外国系企業が占める国もあった。BMWは自国ドイツの他イギリスで3位に、Microsoftは米国とインドで1位に、そしてHewlett PackardはイタリアとインドでそれぞれTop 3にランクイン。グローバル規模で魅力度が高い結果となった。また、日系企業ではスペインでソニーが2位にランクインした。

こうした結果を受け、ランスタッド・ホールディング HRグループディレクターのMarielle de Macker氏は「相応しいスキルを持つ人材を見つけ、雇用することは世界中の企業・団体にとって最重要課題であり、今後さらに重要となる。真正面からこの課題に立ち向かうために、企業・団体は自身の魅力度、そしてエンプロイヤーブランドをどうマネージメントするかの重要性に気づく必要がある。雇用主としてのブランドを強化するには、自分たちが候補となりうる人材の選択肢の中に入ること、これが最も重要です」とアドバイスした。

【ランスタッドアワード2013実施概要】
<グローバル共通>
・ 調査実施国 アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、カナダ、中国、フランス、ドイツ、香港、インド、
イタリア、日本、オランダ、ニュージーランド、ポーランド、シンガポール、スペイン、イギリス、米国、計18の国と地域(アルゼンチン、中国、香港、米国は今年初開催)
・調査対象 18歳から65歳までの男女、計142,169名(各国7,000名以上に実施)
・調査方法 インターネットによるWebアンケート形式。調査は、第3者機関のICMAに委託し、客観性保持と主観による偏りのない調査を実施。
<日本>
・調査期間 2012年11月22日~12月7日
・ 調査対象 18歳から65歳までの男女8,000名
・調査方法 連結ベースで従業員人数1,000人以上の企業から、売上順位で調査対象を選定、またそれらに準じる有力企業を含めた計145社の日系企業を対象。海外企業枠を別途設け、同内容で外資系25社の調査を実施。
・公式サイト http://www.randstad.co.jp/award/index.html

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