働き方

“修羅場”が育む短期濃密グローバル研修【グローバル化が加速する働き方革命】

投稿日:2014年4月22日 / by 瓦版編集部

修羅場

グローバル人材育成の実際

グローバル化が浸透する中で、グローバル人材の価値がますます高まっている。だが、そうした人材の確保は簡単でなく、その育成も一筋縄にはいかない。グローバル化の影響が販路から生産を経て、いよいよ人や組織におよんだことで、付け焼刃の育成では無意味になりつつあるからだ。

よくある企業の人材育成には、国内では英会話学校での語学研修、グローバルマインド向上研修、ダイバーシティ研修、異文化理解研修などがある。海外派遣の場合では、語学研修、海外外大学(MBA)と提携したプログラムへの参加、海外インターンシップ派遣プログラム…などが一般的だ。

「語学の習得やマインドの向上は大切ですが、何より重要なことは、海外の現場での柔軟な対応力。これまでのグローバル人材育成法では、ほとんどフォローされていません。人や組織に及んだグローバル化の中では、国籍や人種による昇進スルーはナンセンスです。多国籍、多人種の環境下や、今までの常識が通用しないような環境下でも、しっかりと活躍できる人材を育成しなければ、何も生み出せず、意味がありません」(森田氏)。

海外修羅場プログラムとは

こうした従来のグローバル人材育成法の課題を検証し、しかも短期で効果的に育てるプロジェクトがある。それが、森田氏が考案した「海外修羅場プログラム」だ。その名に「修羅場」とあるように、生ぬるい研修とは180度違う。

簡単にいえば、1週間の海外派遣だが、その中身は濃密だ。現地では多国籍のメンバーと行動をともにする。従って、日本語は基本使えない。日本での常識も通用しない。作業も本人がやったことのないような事がチョイスされ、しかも主体的に多国籍メンバーとともに行わねばならない。国内でのノウハウや実績が全く通用しない、まさに“修羅場”に放り込まれてしまうのだ。

「いわゆるスタディツアーが成功事例の見学や感想共有など受け身のプログラムだとすれば、修羅場プログラムは、想像を超えた現実やチャレンジに多国籍チームで主体的に取り組む極めて能動的なプログラムです。体験することでおのずと課題も浮き彫りなり、短期間でも予想以上の効果を実感できる内容となっています」と森田氏は話す。

単に異国の大変な状況に放り込むだけのように見えるが、実は、グローバル人材として活躍する上で必要なシチュエーション全てが盛り込まれ、しかも短期間にパッケージングされている同プロジェクト。これまでにグローバル人材育成において、時間やコスト的な悩みを抱えていた企業にとっては、試してみる価値のある斬新な研修プロジェクトといえる。

なお、直近では2014年6月30日~のベトナム・ホーチミンでのプログラムが予定されている。


森田氏[ドアーズ 代表取締役 森田英一(Eiichi Morita)プロフィール] 大阪大学大学院 基礎工学研究科卒業。大学時代に、国際交流サークルを立ち上げる。大学院時代にアメリカとイギリスで海外でのインターンシップを経験。大学院卒業後、外資系経営コンサルティング会社アクセンチュアにて人・組織のコンサルティングに従事。2000年にシェイク社を創業し、代表取締役社長に就任。若手の主体性を引き出す研修や、部下のリーダーシップを引き出す管理職研修や組織開発のファシリテーションに定評がある。10年の社長を経て、現在は、ドアーズ社の社長として、グローバル人材育成事業、日本企業のグローバル化支援、組織開発、東南アジアの社会起業家とソーシャルイノベーション事業等、各種プロジェクトを行っている。株式会社シェイク 創業社長・現フェロー、株式会社ジョブウェブ 社外取締役、シンガポール現地法人beyond global Pte Ltd 代表、国立大学法人高知大学 客員教授も務める。著作に「一流になれるリーダー術」(明日香出版)「自律力を磨け」(マガジンハウス)「こんなに働いているのに、なぜ会社は良くならないのか?」(PHP出版)「3年目社員が辞める会社 辞めない会社」(東洋経済新報社)等がある。ドアーズHP:http://www.doorz.co.jp/

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