働き方

会議も新しいスタイルへ

投稿日:2014年6月6日 / by 瓦版編集部
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ヒトの脳と人工知能が融合した会議には無限の可能性が広がる

人工知能が打ち破る停滞ムード

会議室にも新しい働き方の波が到来する。日本ユニシス(株)(本社:東京都江東区、社長:黒川茂)と大日本印刷(株)(本社:東京都新宿区、社長:北島義俊)が共同研究プロジェクトの第一弾として、ブレーンストーミング形式の会議における人工知能を活用したアイディア創出支援システムを開発。2014年秋から実証実験を開始する。

「もういいアイディアはないのか」。一定の意見が出尽くした後のなんともいえない停滞ムード。このいやな空気を人工知能が打ち破る――。同プロジェクトは、人工知能やテキスト情報から関連ワードを抽出する言語処理技術、インタラクション技術など、両社のキーテクノロジーを融合させ、新事業や新商品開発といった知的創造活動を支援する新たなサービス。

第一弾となるブレスト会議支援サービスは、こうした停滞のとき、助け舟を出す。「その言葉に関連するものにはこんなワードがあります」。「そのワードについては、こんな言葉が連想されます」…。

独自テクノロジーが高めるアイディアの質と量

会議出席者の頭がコチコチに固まる中、支援システムは、蓄積された86万件のデータベースを応用し、両社独自アルゴリズムにより、連想語、類似語、反対語など、多様な観点でヒントを提示。停滞ムードを打ち破り、行き詰っていた出席者の脳に刺激を与え、アイディア創造の質と量を向上させる。

ブレスト会議出席者から出されたアイディアは、ノートPCやスマートデバイスを利用し、専用サイトにアクセスした上で、各端末からの入力によって支援システムと連動する。会議で発想したアイディアは、ブレスト会議のテーマごとにサーバーに保管され、関係者限定で共有でき、情報管理や整理は容易。会議出席者が事前に1人でアイディアを膨らませるために使用することも可能だ。

業務の都合でその場に参加できない場合でも、遠隔地から専用サイトへアクセスすることで画面を共有。その場にいるのと同様にブレスト会議に参加することができる。

robot仕事効率化や労働時間削減をする上で、要注意なのが、「会議」。ムダに長く、多くの人間の時間を浪費している。それでも創造性にあふれ、毎回、画期的な企画や開発へつながっているのならまだ救いはある。だが、残念ながらそういうケースはまれといっていいだろう。同システムが広がることで、会議の創造性が少しでも高まることへの期待が膨らむ。

両社は今後の展開として、クラウドコンピューティングを利用したサービス提供や会議室運営企業、事務機器メーカーとの連携による共同提供などを計画するほか、画像認識による手書き入力や音声入力、さらにジェスチャー操作など、様々なユーザーインターフェースを組み込む予定という。製品化は、2015年初頭の予定。

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