働き方

年収4ケタも夢じゃない“個人マネタイズ”最新トレンド

投稿日:2014年8月18日 / by
オンラインサロン

ホリエモンのサロンは月額1万超ながら1晩で400名突破

“個人マネタイズ”がさらなる進化の兆しをみせている。Facebookを活動拠点に、実名同士の個人がつながる「オンラインサロン」。月額1万円を超えるサロンが、一夜で定員超えするなど、価値ある個人がより効率的に稼げる土壌が着実に整いつつある。

著名人の有料メルマガやYouTubeで活躍するユーチューバ―など、ネットで活躍する個人が稼ぎやすい環境がどんどん整備されている。そうした中、いま、注目を集めているのが、「オンラインサロン」だ。

同サービスは、2012年6月に正式オープンしたFacebookを活動拠点に実名でつながる会員制のオンラインコミュニティ。無料提供されているSNSを会員制と有料化で絞ることで、アンチや興味のない人が来ず、炎上を気にせず、安心してコンテンツ投稿できることなどが支持率上昇のポイントとなっている。

2014年7月28日にサロンメンバーの募集を開始した起業家の堀江貴文氏は、月額1万800円と高額ながら、一晩で400人定員をオーバー。トレンダーズ創業者の経沢香保子氏と「はあちゅう(伊藤春香)」氏が共同でオープンした「ちゅうつねカレッジ」も月額8,900円ながら1週間で450人の会員を集めるなど、個人の稼ぎ方としてはかなり効率的な数字が弾き出されている。

同サービスを提供する「シナプス」(http://synapse.am/)の田村代表は、「堀江氏やはあちゅう・経沢氏がサロンビジネスで成功したことにより、オンラインサロンを開設したいという著名人からの申し込みが殺到している。実名・有料サロンは炎上やもめごとが極めて少ないことから、今後はこのブームはさらに広がっていくのでは」と予測している。

著名人は、知名度があるから有利という側面はあるが、知名度はなくとも提供できるコンテンツが良質なら、個人で月額100万以上も夢ではない。起業の方法や稼ぎ方など、多くの人が興味があり、実践することで価値が生まれるようなコンテンツなら、内容や発信の仕方、料金設定などを工夫すれば、年収4ケタ超えも十分狙えるだろう。

個人が稼ぐ道のりには、かつてはノウハウを落とし込んだビジネス書出版→セミナー開催などが王道だったが、手間や安定性の面で必ずしも安泰モデルとは言い難かった。オンラインサロンだけでは難しくても、そこに電子出版、ユーチューブ、有料メルマガなどを絡めることで個人でも安定的に収入を確保する道が拓けつつある。とにかく、個人が自分の武器を持ち、磨き上げれば、その価値を“マネタイズ”することが、極めてやりやすい時代となったといえる。

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