働き方

残業ゼロの前に、作業がはかどるあったらうれしいオフィス機能を考えてみた

投稿日:2016年12月7日 / by 瓦版編集部

職場に満足していないビジネスパーソンは約6割

職場は仕事をする場所。リラックスする場ではないのだから、いかに作業が捗るか、が大事。使っているパソコンのスペックはもちろん、モニターの大きさ、照明、空調、イス、机…。あらゆるものがしっくり来れば、そりゃもういい仕事ができないはずはないですよね。

(株)USEN調べ

(株)USEN調べ

実際のところ、どうなのでしょう。ビジネスパーソンの方々はオフィスに満足しているのでしょうか。(株)USENが、会社員男女500人(男性:250人、女性:250人)にオフィス環境に関するアンケート調査を調査を行っています。その結果、「あまり満足していない」が44%で最多、次いで「やや満足」が35.4%、「全く満足してない」が15.4%、「とても満足している」が5.2%。つまり、59.4%がオフィス環境に満足していない結果となりました。結構多いですね。

 作業効率を高めるオフィス機能5選

では、どんな改善策をして欲しいのでしょうか。トップは「休憩室の設置」。2位は「音楽を流す」。3位が「デスク配置変更などの模様替え」でした。意外に普通な印象ですね。確かに、カフェ風の休憩室があれば、息抜きと同僚とのコミュニケーションが活性化しますし、音楽が流れていれば、曲調によっては仕事が捗ります。模様替えは、これ以上ない気分転換になります。結局、何らかの変化があることが、職場に活性をもたらすのでしょうね。せっかくなので瓦版でも、こんなオフィスなら仕事がはかどる、というものを考えてみました。

人口密度が低い

社内にこうした開放的なスペースがあるだけでも気分がよくなる

株式会社インテリジェンス ビジネスソリューションズのオフィス風景
社内にこうした開放的なスペースがあるだけでも気分がよくなる

なんだか人気がない…。それくらい人口密度が低く、ぜい沢に空間が広がっていれば、仕事ははかどるでしょうね。かつて、記事執筆のために出先でカフェに飛び込んだ時、広い店内がガラガラだったのです。その時、作業がはかどるのなんの。職種にもよるかもしれませんが、人口密度の低いオフィスは収集力が高まり、業務効率化にはグッドかもしれません。ただし、家賃との兼ね合いを考えれば、「コスパが悪すぎる」と、経営者に言われかねないので、はかどるならそれ相応のアウトプットを弾き出さなければ、すぐに息苦しくなるほど、人を詰め込まれてしまうかもしれません。

会議がすぐ終わる

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有意義だとしても、会議は複数の人間の時間が消費されるワケですから、出来る限り圧縮したいところ。これって、仕切る人やメンバーの問題と思われがちですが、実は空間の工夫で結構、調整できるものなのです。簡単なのが、狭くして、イスをなくす、です。人間、不思議なもので、立って話をしていると、あんまり無駄なことはいわないもの。逆に必要なことを饒舌にしゃべったりするのです。会議にはまさにうってつけのシチュエーションです。テーマが決まっているわけですから、それに対し、集中して話せば、あっという間に終了します。狭いというのもポイントで、早く脱出したいという潜在意識を植え付けることができます。大きめのデジタル時計を置くのも有効です。こうしたスペースを設置するキットは実際に販売されています。

昼寝スペースがある。

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昼寝が作業効率を上げる上で有効なことは知られています。パワーナップと呼ばれ、積極活用している企業もあります。さらに踏み込んで、昼寝用のスペースを用意している企業もあります。仕事をしていて、作業効率を大きく下げる元凶の一つが睡魔。眠い時は寝るのが一番なのです。ただし、時間はせいぜい20分が限度。それ以上寝てしまうと、逆効果です。そうしたこともあるせいか、昼寝を容認していても、専用スペースを設ける企業はまだ少数派です。

社食がうまい

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社員食堂は、減少の一途ですが、見直す動きもチラホラです。経費削減のためにカットされてしまったわけですが、昨今は社員の健康が重要という概念が高まり、いい食べ物を摂って健康でいてもらおうという観点から、見直されています。社員食堂を設けなくても、美味しくてヘルシーな宅配サービスや据え置き型惣菜サービスなどが充実しており、企業規模とわず導入しやすくなっていることも追い風となっています。ヘルシーな食事を摂れば、体調もよくなり、作業効率も上がります。

運動スペースがある

ジムがなければ昼休みに軽くジョグでも十分

ジムがなければ昼休みに軽くジョグでも十分

ヘルシーな食事は社員に元気をもたらします。さらに運動も加えれば、かなりグッドです。オフィスの一角にルームランナーや器具を設置する企業はチラホラあります。オフィスの導線を工夫して、歩いたり運動するように設計するサービスもあります。仕事が終わってから、ジムに通うのは個人の判断でいいとして、業務の中に運動があるというのも、実は脳への刺激の点でも有効なのです。もちろんハードにやる必要はなく、10分ほどのウォーキングでも十分。あくまで全身の血流を良くするためと考えるのがいいでしょう。特にクリエイティブ系の仕事の場合、座りっぱなしの場合が多く、発想が痩せこけがち。硬くなった脳みそを刺激する意味でも仕事の中に運動を取り入れることは結構、効果があるのです。

まとめ

仕事場であるオフィスは、ただ社員が集まる場所ではありません。集まった人員が、それぞれ最大限の力を発揮し、その力を結集できる空間でなければ、その存在意義はありません。今回取り上げた5つは、人間がいかにすればそのパフォーマンスを最大化できるかにフォーカスしたものです。仕事の内容は各人各様でしょうが、個々が人間としてその機能を十分に発揮できることから逆算し、有効策をひねり出してみました。BGMもかなり有効です。その他、いくらでも名案はあると思います。そうやって、個々が意見を出し合いながら、パーツを組み合わせるように、作業空間としての理想を目指していくのもいいかもしれませんね。

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