夜間覚醒型残業をしてしまうなら、生活スタイルの見直しからしたほうがいい
定時を過ぎてやっとエンジンをかけ始める人がいる。俗に夜行性と呼ばれるタイプの人である。夜になると周囲が帰り始めるため、あらゆる雑音がなくなり、誰にも邪魔されない環境が整う。電話も鳴らなければ、いきなり仕事を振られることもない。この環境のおかげで、スピーディに精度の高い仕事ができるのだ。
他に、追い込まれないと仕事がはかどらないタイプの人もいる。定時を過ぎ、「そろそろ本気で取り組まないと終わらない」とようやく重い腰を上げるのだ。このタイプは「残業すればいいや」と残業時間をあてにしてマイペースに仕事をしている。
以下の記事では、社員の残業削減プロジェクトにより8ヶ月で2049時間の残業時間を1037時間に半減させた企業を紹介している。長時間労働について疑問を持っている方はぜひご覧いただきたい。
いずれにしても自分が夜間覚醒型と分かっている人は、定時過ぎにエンジンを掛け始め、そこから一気に仕事に取り掛かる。このような働き方は、会社からすると残業代が発生するため迷惑な話である。いくら集中できるからといっても、このように自由な働き方をされては迷惑以外の何者でもないのだ。