残業代搾取型残業は時代遅れな金の稼ぎ方
残業代が欲しいという理由で自ら望んで残業をする人もいる。わざと仕事を詰め込み、残業をしなければ終わらない状況に持っていくのだ。色々なところから仕事をもらい、常に大量の作業をこなさなければならないため、残業が日常化してしまっている。そして、残業代を生活費に組み込んでしまっているため、今さら残業を辞めろと言われてしまうと、生活することができなくなってしまう。
残業をしているおかげで、欲しいものを買えて、おいしいご飯を食べることができるとなると、残業をやめることなど考えられない。むしろ、残業万歳と思っている。
ただこのタイプの残業は、残業代がきっちり支給される会社でしか効果はない。残業代が出ない会社ではどれだけ働いてもサービス残業にしかならないし、給料にみなし残業代が含まれている場合には、一定時間以上働かなければならない。今時、いくらでも残業代を稼げる会社というのも珍しいため、このタイプの残業ができる人間は限られてきている。